とか言いつつまた更新。
多摩川へ数年ぶりに。20年前の冬には毎朝通っていた、あの地である。
ここでも国土凶刃化とか称する環境破壊のまっただなか。立ち入り禁止の囲いが張り巡らされているが、ひるまずずんずん進む。
かつてと同じ重装備でもまったく平気で踏破できる。
河畔の地形は10数年前と大差ない。変わらず優雅に宙を舞う白鷺たちや、寒いのに平然と泳ぐ鴨たちに、この10年で紆余曲折あったが、とうとう特許査定までこぎつけたと報告しに来た気分。これで誰にも邪魔されない、バカにケチはつけさせない、と自慢して回る。
かつてやっていたことはすぐ近所の荒川でもできるんじゃないかと何度か探してみたが、やはりこの地ほどの場所はそうそう見つからない。遠くはなったが、来れないことはない。また来るだろう。
多摩川も荒川も、開けた眺望の中をずっと歩ける。こんな場所、都内には他にない。