2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6日目。回しっぱなし。結構焼いたがまだいける。昨日終了前に1日目で焼いたネガを同じ露光条件で焼いたが、やや薄くてシアン寄りになっている程度でさほど変わらない。年中プリントしているわけではないので、新液を使い捨てということになるわけだが、これ…

ひと晩プロセッサの温度設定を下げて空回しのまま放置。でも第1槽は比較的簡単に設定を変えられるのだが、第2・第3槽は一度変えると元に戻すのが面倒そうなのでいじっていない。そうすると第1槽だけ設定を下げても隣が35℃なので熱が伝わってしまいあまり下が…

ふた晩保管後の薬品をプロセッサに投入。印度の味の瓶に入れてあった発色現像液は密栓していなかったからか空気が多かったせいか褐色に変色し黒い沈殿物が見える。カレーのにおいと混ざって独特の臭気を放つ毒液と化す。これはやめておく。鏡月グリーンのPET…

効果と技術

効果というのは、純粋志向でロマン派様式な精神主義の人が蛇蝎のごとく忌み嫌う語である。だが、目的連関によって写真というメディウムの諸要素を編制していく上で、効果的であるか否かというのは有用な価値指標となりうる。画面内の階調の布置を統制する尺…

また一晩貯蔵した液をプロセッサに投入。これは、バット処理への準備として、少量ずつ使った薬品を保管しながら何日くらい使い続けられるのかのテストも兼ねている。 ハンズで加工したアクリルの保護紙をはがしてみたら、肝心の中窓の片側が全体にわたって細…

昨日PETボトルに入れた薬品をバットにあける。ついに! 懸案だったカラー印画紙バット現像のテスト。これがうまくいくかどうかで今後の暗室計画全体が大きく左右される。技術的な関門に挑むときにはいつでもわくわくする。そのわりにはずっとあれこれ考えて…

どうにか一山越えた。夕方からプリント準備。発色現像液はKodak純正がまだ残っている。2リットル分つくったがあと1回分ありそう。10リットル用となっているが12リットル近くとれるのだろうか。漂白定着液は、沈殿していた残りはさすがに廃液ポリタンクに投棄…

昨日現実逃避で新型器の露光、富士インスタントフィルム切ってから斜行でEV14.8、30s、と思って引き蓋を抜いたらフィルムホルダの逆側、光にさらされてるほうだった。箱がへんてこすぎて錯乱。当然フィルムは瞬時に御陀仏。2年前両国橋を撮影したときに引き…

あった。デジタル写真ではじめて可能になった技法。8x10カメラのバック部にA4フラットベッドスキャナの受光面をとりつけ、レンズからの結像をラインセンサでスキャンするというもの。スキャン中に画面内の人物などが動くと独特の効果が現れる。アナログスキ…

愛愛うるさいよ。おさるさんかよ。南の島の。それとも猿真似だってことか。

頭で

予報は晴れ、夜明け前から快晴の気配。でも午前中打ち合わせがありふらっと日光というわけにもいかない。少し寝て起きると予想通り快晴、南に遠くうっすら雲。透明度は低い。上天の抜けもそこそこ。夏の快晴。でもみすみすフイにするにはしのびない。どうに…

このところ天気がかんばしくなくて絶好の労働日和だったのだが、前日というか当日深夜の天気予報を見るとひさびさの晴れ。こりゃ撮影に行かざるをえなくなるのか、と妙な義務感にさいなまれつつそのまま夜明け前まで働いていたら、晴れてはいるが南空遠くに…

モノクロ追記

昨日の記事だが、せっかく手間暇かけて銀塩モノクロを行い、モノクロ感材の売り上げに貢献してくれている人々を糾弾するようなことを力説していてどうすると思い直した。 あれは展示される場合の話で、本人がモノクロをやる意義を感じてやっているのであれば…

モノクロである理由

うー現実逃避。 ここでも示唆したインクジェットプリンタによる銀塩写真のトレースへの疑問につながる見解を発見。いつも思っていることだがなかなかこういう論調を見かけない。 デジタル画像出力機器でなされているのは、今のところほぼすべて銀塩のモドキ…

クリエイト新宿に昨日のネガ2枚をホルダごと出す。14時に出して翌日18時半。日発での処理になって2、3年前より遅いとはいえ、2000年時点と比較するなら4x5ネガの仕上がりは早い。ネガを使う限り作業環境は改善されているのであり、写真の一般的な最終提示媒…

朝曇だが昼過ぎから薄日が差してきて、わずかに晴れ間ものぞく。日が高い。夏至も間近。 新型器をテストできるところまでこぎつけたので仮組みしてFP-45の初露光。このインスタントフィルムホルダと半額で買ったインスタントフィルムFP-500B45のテストでもあ…

忙中閑あり。新型器の光路追跡。といっても現行器の設計時に行ったのとまったく同じ、Illust*rator上で手動にて線を引くだけのことで、大雑把な見当くらいしか得られない。とはいえ、これでもいろいろわかる。導かれた結果から設計を手直し。あとは実際に組…