クリエイト新宿に昨日のネガ2枚をホルダごと出す。14時に出して翌日18時半。日発での処理になって2、3年前より遅いとはいえ、2000年時点と比較するなら4x5ネガの仕上がりは早い。ネガを使う限り作業環境は改善されているのであり、写真の一般的な最終提示媒体であるプリントという点で見るなら以前よりやりやすくなっているわけだ。つい7、8年前には、まさにこのクリエイトをはじめとするプロラボはポジを使う商業写真屋中心に動いていて、ネガフィルムはアマチュアの使うものと店員から下に見られていたのだから。ヨドバシでカラー印画紙の売り場面積が以前より劇的に増えているのもそうだし、レンタル暗室だって2000年よりずいぶん増えている。
ハンズでM10板つきナット5個購入。念のためサンプルのネジに差していると店員が規格が違うからとたしなめてくる。わかってますって。これと同じ板つきナットにU3/8の三脚用大ネジをこの2年さんざんねじ込んでいるのだ。この製品をこの用途で使う場合に関してはハンズ店員よりこっちのほうが熟知している。U3/8のナットよりゆるいのだが、かえってねじ入れやすくてよい。カメラの三脚穴はたいてい下部にあって、この写真器も3カ所につけるものの下側を使うことが多くなりそうなのだが、ネジ穴にネジを入れるときに下側だと覗き込みにくく、迷ってネジを底板にこすってしまうことが多い。中古のフラットベッドのビューカメラにはそういう傷がよくある。だから穴が大きめの方がむしろ差しやすい。ロックノブで締めれば充分に固定される。
ビックでFP-*3000*B45*6月*期限**額を9箱。忘れていたがヨドで半*額で買ったひと箱があったので、3000と500あわせて35箱、5枚使ったのであと345カット分。はたして使い切れるのだろうか、PolaroidT53とかT52を買いあさったときも、140カット分も買っちゃって使い切れるのだろうかと思ったものだが、たちまちなくなった。でもあのころはまだ現行器をどんどん稼働させていたのでみるまに減っていったけれど、この先は前ほど使うかどうかわからない。しかも店頭にある500B45も今年12月が期限で、あれもたぶん引き受けることになるのだろうし、3000のほうは期限*切れが池袋に10箱はあるだろう。大宮、横浜、川崎にも残っていると予想される。足りないのよりはいいけれど、自分のことなのに需要予測が立てられないのは困ったもの。
オリエンタルダイレクトに注文したRA-4互換のケミカルが届く。Kodak純正のをまだ使い切れていないのでしばらくほったらかしていたが、ようやく注文したのだった。発色現像補充液、発色現像スタータがそれぞれ40リットル、漂白定着液が20リットル分で送料込み11,529円。スタータはKodakのが流用できるかと思っていたが組成が違うので使えないという。以前電話したときには卓上プロセッサで使っている客も何人かいるし充分に使えるとのことだったが、「あまりおすすめできない」という口調に変わっていた。1日使い切りでないと難しいとか、そのわりには補充量がどうとか、言質を取られないよう逃げているといった調子で奥歯にものの挟まったような言いかたをする。ミニラボ機用なのでホビーキットのようには卓上機には使えないということだったが、RA-4リプレニッシャーRT互換なら使えないことはないはず。10リットル用の容器をいったん開封したら1回で使い切る必要があるということだろうか。でも小分けにして使うときの希釈率の案内を前にFAXしてもらったんだけどね。クレームに懲りたのだろうか。あるいは特許関連で引っかかったか。そうではなく、実際にKodak純正よりも酸化耐性が落ちるなど性能差があるのがこのかんに露呈したということか。まあとにかくプロセッサとバット現像とで40リットル使ってみる。