2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ひさびさの暗室。 精製水を湯煎し増感現像液作製。まだ残っているCD-4を使ってみる。増感現像はもうしないだろうからこの現像主役も無駄になるかと思っていたのだが、あれば使うものだ。珍しく7.60gをきっちり出せてちょっとうれしい。 補充液だが、今回は少…

出掛けには、薄い巻層雲が広がるものの世間的には秋晴れとやらに相当するような空模様。 預け先の冷蔵庫から回収したPortra400NCを昨夜装填。装備一式をしょって出発。この写真器の使い納めかもしれない。駅について、せっかく三脚延長用のManfrotto 131Dア…

写真と物語

10年ほど前にはやったMoMA教育部門出身のアメリア・アレナスの対話型美術鑑賞法には、明らかに向く対象とそうでないものがある。彼女は関心のない美術品に対しては素通りだったらしい。言語化されにくい美術品は間違いなくあるわけで、そういったものを排除…

どこもかしこも「物語」

ひさびさに銀座の画廊をまわる。だいぶたたんでいて、新しいところもできてるらしいが場所がわからない。 貧困にあえいだとか夭逝したとかいった制作者の物語の消費が主で、肝心の制作物は物語の口実程度というのが、この国で美術が受容されるさいのもっぱら…

やけどから1年経過した。 ライトスタンドとライトホルダー等を預け先から回収。道具というのはみだりに処分するものではない。長いこと使わなくても、寝かしていればいつか使うこともある。ただ売り時というものもあるので、確実に不要と思えてしかも値が張…

素材入手。妥協だが。求める素材は国内ではほとんど流通しておらず、世界的にも払底の様子。

さらに資料2冊入手。稀覯本の部類だが、見ると有用な情報はさほどありそうもない。素材を調達しに出るも、考えてみたらテスト用の切れ端ならうちにごろごろしていた。結構な金をつぎ込んだのだが、結局使わなければただ埋もれるだけ。せいぜい有効利用しよう…

注文した薬品類一式入荷との報が昨晩あり、いそいそと求めに。重い。手に食い込ませながら持って帰る。揺らすと劣化しそうでおそるおそる歩く。 ところが……うすうす気になってはいたのだが、用法等の記載がなく、説明書を入手し理解してから使用せよとあるの…

借りてきた本、読んでみるとほんの入り口どまりで、肝心な部分には触れられていない。本来門外不出の技なんだろうから、そうそうおおっぴらにするはずもない。自力でたどりつくしかないということか。それとも弟子入りでもするか。 ところがなんとNY剤が製造…

図書館で本を借りてくる。ネット上には情報が乏しく、書物のほうが有用な知識が蓄積されている。こういう分野もあるのだ。写真技術とは逆。「写真」から抜け出すには格好の足がかり。 また自宅で撮影。前回は東からの採光だったが今日は南から。曇。また暗い…

いよいよ撮影。まずは自宅で。2:3のアスペクト比が細長すぎてやりづらい。ずっと4x5とか6切だったので。でも、こんなものすぐに慣れる。昔はこれでやってたのだ。 曇。ISO400のf11で1sとか。暗い。晴れの日にやりなおし。ろくに使わなかったのに劣化していた…

薬液類発注。使用期限があるので準備が整ってからと思っていたのだが、いつまで供給されるか不安になり、つい注文してしまった。 これは今までの薬品とは違う。これまで使ってきたのはモノクロにせよカラーにせよメーカーが調合した一般的なもので、カラーネ…