いよいよ撮影。まずは自宅で。2:3のアスペクト比が細長すぎてやりづらい。ずっと4x5とか6切だったので。でも、こんなものすぐに慣れる。昔はこれでやってたのだ。
曇。ISO400のf11で1sとか。暗い。晴れの日にやりなおし。ろくに使わなかったのに劣化していた丸レフを引越で処分したが、捨てるんじゃなかった。あれば使えた。小道具も必要。
試しに次の工程へ。
 
C社はオートフォーカス化にあたりマウントを変更し、旧マウントのレンズ・カメラボディと新マウントの製品との互換性を失ったが、それ以降の製品であればいつの時期のレンズとボディの組合せでも、小フォーマット限定レンズを除けばだいたい使える。しかしレンズに構造的弱点があるためにいつか壊れてしまい、その頃にはメーカーのサポートが切れていて買い替えを余儀なくされる。
一方、N社の一眼レフではマウントの変更がなく一貫して使えるということになっているが、実際は絞り環がなくなって今のレンズは古いボディにはつかないし、最上位機以外のボディでは古いレンズは使えない。何度もレンズの仕様変更をしてきて、さして古くないレンズでも今のボディではフル機能で使えず結局買い換えざるを得なくなる。
どっちも一緒。買い換えに追いこむやり口が違うだけ。
こんな商売がいつまでも続くわけがない。信用と評判をそうやってすりへらしていって、いずれ技術的飽和点に達して韓国や中国製品に対する性能上の優位を保てなくなったら、そのへんの安物に市場を明け渡すこととなろう。かつて日本のカメラメーカーが駆逐したドイツなどの老舗メーカーはブランド価値だけは保っているが、日本メーカーにはそれすらも残らないだろう。