2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

9月の終わり、半分終了

昨日お越しいただいた人に教えてもらったこと。 クダまいてもいいんだ。 芸術家とかつくり手といわれるような人々は、俗世間の趨勢など意に介さず、風のように飄々とまた淡々としているものとしばしば期待されている。世の評価に惑わされたりおのが身の不遇…

6日目

建築設計用CADで同様のことはできる、というかねてより予想通りの指摘あり。CADのみならず、フォトレタッチソフト上の画像加工なりフルCGでも遠近法的構造としては同じことがたやすく可能だろう。のみならず、周辺光量低下や特有のフォーカスの甘さ、描写傾…

5日目

写真がぱらぱらはがれてくる。当初、3Mのスプレーのり33を裏面全面に噴霧してべったりと貼りつけるつもりだった。 スプレーのりがいいのは、まずドライマウント加工や裏打ちに準ずるかそれをしのぐ平坦度を得られること。空気が入らないように貼れば、壁とほ…

4日目

爆睡し出遅れ。やたらと混んでいる。鑑賞目的ではない客で。でも待ち時間のひまつぶしに展示やファイルを見ていく人も多く、鑑賞を目的とはしていなかった人々に見させるしかけとしてときどきはおもしろいかもしれない。ギャラリー専業の空間は鑑賞対象物に…

3日目

鑑賞目的ではなさそうな人々が帰りがけに写真を見ながら、どうしてこうなってるんだろう、なんだか不思議、と言いあっている局面がしばしば。誰にとっても尋常ではなく見えるのは間違いなさそうだ。だが、今日お越しいただいた鑑賞目的の人は、2004年や2006…

2日目

極度に眠く、スポッティングしてはうつらうつらしてたまに来客と話すという調子。 処理液がまだバットに入ったまま並んでいて、部屋に帰ると酢酸のすっぱいにおい。それより浮きぶたをしてあるとはいえ発色現像液と漂白定着液がさらしっぱなしなのは由々しき…

初日

で、スポッティング。カマウチさんの助言に従い、Kodak liquid retouching colorのNeutralを希釈して点を打っていく。でもどうにもおおざっぱなのが災いし、濃くなりすぎてしまう。結局まだら模様。まあスポッティングというのは基本的にきりなくいくらでも…

終わった

これから搬入。

目処はついた

昭和記念公園、テストで大筋固めて本番1枚水洗中。あと10枚も焼けばいくらなんでも気がすむだろうて。保留になっていた多摩川の別ネガも焼けるかも。周辺光量低下補正を5割増。鉛筆のネガ修整箇所は修整しきれず残ったまま。乳剤面にニス塗ってでないと充分…

といいつつ引っぱる

立川を追い込んだらまずまず満足できる色になってきた。もう1枚で計6枚か。絵柄としてはこれがいちばんシンプル。立方体には及ばないが。しかし立方体のフレームというのはなかなかない。

最後のネガ

昭和記念公園のネガ修整。ホコリがほとんどないネガもあるのだが、てっぺんが切れている。修整は必要最小限に。4倍でもさして目立たないもの。

「写真展」初日まであと1日

まだ八景島。あと1枚だけ。色調も濃度も充分なのだが、搬入の段になって現像ムラやら何やらが発覚したりするのが怖いので、なるべく多く用意しておきたいのだ。印画紙は2箱目に突入。50枚じゃ足りないだろうと思っていた。 立川。画面内色シフトが八景島より…

終わったのか?

昭和記念公園、しゃかりきで焼いた最後の印画紙をドライヤで乾かして運んだら合い紙にへばりついてしまった。その前のも、乾いたと思って重ねたら乾いていなかったらしく対向の紙と癒着。あんまりだ。他にも5枚くらいスペアはあったのだが、マゼンタ寄りすぎ…

ついにネガ修整

両国橋は鉛筆修整したもののうまくいかず、フィルムクリーナで拭いて消してしまった。フィルムクリーナの跡がベース面についたが印画面には出なかった。しかし八景島のネガはホコリが目立ち、特に明るい部分の大きなホコリはどうにかしたい。鉛筆修整敢行。…

両国橋を引きずってしまった。グレーや白があるとニュートラルを出そうと深入りしてしまうのだが、これはそういうのがないのですぐに決まるかと思いきや、かえって基準色がないため、まだいける、もっとどうか、とずるずる色を変えていってしまい、結局9枚も…

あと2日

ダストクリーナのガスが早くも切れる。イーゼルにセットした印画紙にまで噴射してたからか。近所のディスカウントショップに行ったら棚卸しで1時間後開店。また行くには遠いのでブロアでホコリとり。こっちのほうが楽だった。ブロアで飛ばないホコリはガスで…

どんどん焼く

品川埠頭ネガのマスク作成。八切相当印画をコピーして切り抜き、切り抜いた残りをステンシルにしてボール紙になぞる。やせさせて切り抜き、普通の針金を探したがないので極細の針金2本を左右に渡して両側から支えるようにする。細いほうが影響は少ないだろう…

失敗

針だけでは消せず、周囲だけが白くなってかえって目立つようになってしまった。やはり鉛筆併用で完全に白く抜くしかないのだが、それをプリント上でさらに埋め返している時間がない。二番手のネガにあっさりさしかえ。 写真は光を扱う作業であるだけに、その…

外は雨

印画紙につく折れはだいぶ減ってきたが、ある程度はどうしてもついてしまう。これはプロセッサを使えば紙を扱う局面が少なくなるので抑えられるにせよなくせはしないし、インクジェットだって一緒、紙の出し入れでうっかりすればつく。モノを扱う限りキズは…

あと3日だ

多摩川を仕上げて補充800ml。なおBAP-1R92ml+水702ml。横浜をテストで追い込んで本番2枚焼いて乾燥待ち。ほぼ固まった。 印画紙の感度が高い。この倍率、f11で8s。引き伸ばし機の光量が強力ということもあるけれど。この印画紙は水濡れ状態と乾燥後とでさほ…

印画紙について考察

25℃2m30sで処理している。カラー印画紙は発色現像液の温度の変動が発色に影響を与えると語られていたが、少なくとも、このCAStypeCをKodakRA発色現像液RTやオリエンタルBAP-1を室温で処理する限り、温度による有意の差は認められない。印画紙が優秀なのか、…

さらに変更

発色現像時にゴム手袋をつけるのもやめた。印画紙を露光しバットに投入してから手袋を装着すると、全暗下では装着に手間どってその間処理液の攪拌がおろそかになることが多く、現像ムラの原因となる。露光した印画紙をどこかに置いておき、手袋を装着してか…

なおも工程変更

ムラが頻発する。発色現像液の疲労か、あるいは持ち出しで液面高さが下がったため底に癒着するからかと思い、同じネガの途中ではあるのだが液を補充する。12枚分800ml。色も濃度もあまり変わらない。しかしムラは解決しない。浮きぶたを使う限り避けられない…

あと4日

雨で湿度が上がりなかなか乾燥しない。うすうす予想していたのだが多摩川のネガ変更。露出条件は一緒なので色は変わらない、はずなんだが。何しろ白物はきっちりグレーバランス出さなきゃならないので難しい。しかも輝度差が極端に大きい対象のネガを無理矢…

工程改良

浮きぶたは処理液の酸化防止を目的としてかぶせてあるのだが、印画紙の移動時に左手で開けて右手で印画紙を扱う格好になり、全暗下でこれだけの大きい紙を片手で行うため作業性を著しく悪化させる。浮きぶたをかぶせるのはしばらく使わない間だけで、作業中…

ヘアドライヤ

ひさびさに秋葉原に寄り石丸電気を覗いたら780円の10%還元。でもカードはもってない。中国製1,200W、風力2段階と冷風。もらったのと同等。ヨドバシとLaOXでは同じ製品が980円。石丸で購入。もらったのが出てきたら両手で使えばいい。帰りに近所のリサイクル…

いよいよ大全紙

テストの短冊と違い、やっぱりでかいだけあって難しい。2004年にモノクロバライタの大全紙を処理してはいたが、RCの大全紙のバット現像はやったことがなかった。大きいサイズだとRCのほうが難しい。バライタなら多少折れても水洗で消えるが、RCだと折れやク…

あと5日

焼き込み用のマスク作成。といってもボール紙に丸く穴を開けただけ。 多摩川ネガから。5枚撮影した中の、結局1枚目。ぞんざい者としては入念なホコリ取り。ホコリ対策が作業のかなりの割合を占める。でもガラスネガキャリアに挟むとどうしても残ってしまう。…

溶解

●発色現像液。Kodak純正のエクタカラーRA発色現像補充液 RTと違い、オリエンタル製は1液。 ○補充なしの場合 BAP-1-R 736ml+スタータ200ml+水7,064ml->8l(残414ml、4.5l分) BAP-1-R 782ml+スタータ212.5ml+水7,505.5ml->8.5l(残368ml、4l分)◎ BAP-1-R 828…

下ごしらえ

2004年4月の個展のとき使ったきりのDoran20x24バットを引っぱり出す。6枚のうち2枚はモノクロの定着液で使っているがどれだかわからない。発色現像液を入れるのはやや抵抗もあるが、充分洗えば問題なかろう。どのくらいの液量が適切だったのかすら憶えていな…