フジヤ用品館にCP32中古ABランクが129,000円だったかで出ていた。状態はかなりいい。第1槽の循環パイプに汚れがあるが、サンポールできれいになる。あれは格安。ただし取説がなく、専用ロートが1個のみ。隣に出ていたCP31を購入。CP31を2台並べて使うのか? 居室が無駄に広いとはいえそこまで酔狂ではない。ゴムローラーなど消耗品の部品取り用途である。でも元からあったのよりこっちのほうがきれいなくらい。CP31用のゴムローラーは税別で1本11,100円とかする。合わせて6本が搬送経路に入っているが、ゴムで消耗品なのでいつか交換しなければならない。一昨年あたり大幅に値上がりしたとあとから知って、その前に買っておけばよかったと後悔した。でもいつか買わなきゃと思っていたが、これでしばらくはつなげられる。ワイパーゴムなども。
CP31では搬送部のローラーの対向する2本1組のうち片方のみがゴム巻きでもう片方は表面が金属製なのに対し、CP32は両側がゴム巻きになっている。そうするとゴムローラーの交換費用が倍になりそうだが、CP32用の駆動ゴムローラーE(944915901570)は4,400円と安いので、1組で買ってもCP31用の片側1本より安い。ただCP32のほうがゴムが薄いらしく、寿命は短いかもしれない。当然、安いCP32用をCP31に使えないかと考えるわけだが、両側一組セットでゴム製に交換すれば動くが、片側がCP31本来の金属製のままで相方のみCP32の薄いほうに替えても正常に送られないだろうとのこと。サポートのひとはたいへん親切。しかも、消耗しない部分に関しては、そこは交換する必要がないですよ、まあ買ってもらえるのはメーカーとしてはうれしいけど、と正直に言ってくれる。こういう、製品に精通していて頼りになるひとは心底尊敬する。これから買うなら、消耗部品の在庫や補修可能期間を考えると、高くてもCP32にしておいたほうがいいと思う。あとCP32には換気ファンがあるのもいい。特に冬場は外気と液温の差が大きいので蒸散量が大きく、ファンのないCP31は中が結露でびしょびしょになる。紙送りがつっかえることもある。
フジヤでLuckyのプロセッサを見たのはたぶんはじめて。日東商事にはときどき出ているがずっと高い、というより妥当な価格。ギンイチも同等。フジヤは破格の安さ。聞くと年に2、3台程度とのこと。しかし10数年にわたりわりあい頻繁に通ってきたにもかかわらずこれまで見たことがなかったというのは、出ると即売れているからだろう。配送がたいへんなのでwebの中古情報ページにも出していないとか。でも口コミですぐ伝わるらしく、足はたいへん速いという。あれだけ安けりゃ当然。店としても場所ふさぎになるからすぐに売れたほうがいいのだろう。残りのCP32もすぐ売れただろう。
Manfrotto 131Dアクセサリーアーム購入。2,100円。60cmで両側に雲台受けがついている。Gitzoの同種製品より長い。揺れには弱いかもしれないが、こんなものを使う時点で剛性や制振性なんて期待できっこないのでどのみち一緒。雲台受けはどちらも大ネジ。Manfrotto特有の雲台受けの回転防止ネジは、片側は3つとも揃っているがもう片側には1個しかない。両側使うということはまずないので、1個だけ残っているのは475Bの雲台受けの1個足りないところに装着。この三脚を雷門前で使っていたらぽろっと何かが落ちて、拾ったら回転防止ネジだった。ほっとくと振動でゆるんでとれてしまう。足りなかった1個も購入時にはついていたはずなので、そのようにして落ちたのだろう。このネジは締めておくか外しておく必要あり。ともあれ、これで撮影範囲が格段に拡がる。文字通り撮影される範囲が拡がるのだ。
10号器のための保護キャップもジャンク館で。KORURAの銘あり。こいつはかっこいい。Canonのキャップもいくつかあるが、他と並べるとただただみっともなくて話にならん。FUJINONならまあまあだが無銘のほうがいい。105円。