特快晴。空が青い。ドイトで切断ディスク5枚と180、320、600の耐水ペーパーで882円。さっそくグラインダでまたギュイーンとはじめるが、あっという間に1枚使いきってしまう。無理して奥までえぐろうとすると刃がこぼれてすぐに減る。少しずつ切っていったほうがいい。やはり固定しなかったが、刃先が飛んで削らないはずのところに傷がつくし、素材が落ちて角がへこむしでさんざん。
ディスクグラインダでV字型にえぐろうとすると、右にしか傾けられないため、右の壁面を切ってから対象を180°回転させ、切り口を逆向きにして残りの側を切る必要がある。素材を机みたいなものに固定してしまうと、立って移動して逆に向く必要があるが、ベランダがそう広いわけでもなく、これは無理。これまで通り、座ったまま素材のほうをぐるぐる回して作業するしかなく、それが可能な程度の小さな台にクランプで固定し、足で押さえて動かないようにするしかない。
15時頃、やや雲が出ているものの機材一式背負って出かけるが、駅から見ると南に雲。昨日と同じパターンと判断し、あきらめて引き返す。帰ってライヴカムを見るとどこも雲だらけ。
100均で作業台になるものを探すがない。帰ると、実家で使っていた机の引き出しがある。カセットテープを入れていたのだが、テープは処分したのでもう不要。これを台にしてみた。板の厚さなのでクランプで固定できるし、天をこちらに向ければ底板に足を乗せて押さえられる。逆向きなら両側を足で挟めば動かない。高さもちょうどいい。これは捨てずにとっておいてよかった。ものが整理できないかわりに、ありあわせのがらくたを道具にして間に合わせる能力だけは卓越していると思う。そんな能力があったところで、それだけでは大仕事はできないのだけれど。
で、またガリガリ。2時間程度で2枚使いきってしまい、あと1枚半くらいしかない。
作業の順序としてはサンディングを先にやっておいたほうがいいのだが、電動サンダーにしろ手磨きにしろどのみち地味なヤスリがけより、火花と音が華々しくザクザク削れて作業の進み具合がはっきり目に見え爽快感たっぷりのグラインダ作業につい走ってしまう。
ひとしきり作業すると、切削対象が摩擦熱で高温になっている。夕方の冷える外気にさらしておいても長いこと温かいまま。どうやら奥のほうまで熱がこもっているために、比熱が高いにもかかわらずなかなか冷めないらしい。たかが250Wなのだが、すさまじいパワーに恐怖すら感じる。けがしないよう気をつけないと。