確定申告書類提出のついでに日東商事とフジヤへ。日東の暗室用品のかごに、中外写真薬品の標準液温計がむきだしで無造作に出てる。店長が外出したところでおばさんに値段を聞くとろくに見ずに100円と。すかさず買う。新品なら1万はするだろう品物。液温計を壊したところだったのでちょうどいい。0.2℃刻みで0℃から50℃まで。壊れた中外写真薬品製の液温計は0.5℃単位で格下だが、長さも計測範囲も同じなので目盛りが細かく刻んであるかどうかの違いだけではある。とはいえ壊したほうはアルコール計、こちらは水銀計で、水銀球の容量は並の体温計3、4本分くらいある。標準計となっているし、出荷時の精度は違うはず。こんなジャンクの中古では絶対精度は望めないが、反復精度が保たれていれば充分。上部に被さっているゴム管には細かいヒビが無数にある。
日東にLuckyのQE45colorが198,000円で出ていた。状態もよくお買い得。
フジヤジャンク館でSinarの袋蛇腹1型を2つ発見。2,100円。ましなほうを購入。帰って組みあげ、フィルムバックのかわりにとりつけたレンズボードの穴から電球を内部に入れて光線漏れを念入りにチェック。問題なし。Sinarの袋蛇腹が3つにもなってしまった。ひとつは2腹の2型、ひとつはでかい穴が開いているので改造の素材にするが、ばらして取付部分を自作レンズボードに流用するか、寸を詰めて蛇腹として使うか思案中。
Sinar延長レールも入手。銀色の旧型。計3,700円。ぼろいが実用には支障なし。手持ちのf2やフレームが黒なので白黒になって見た目も劣るが気にしなければすむ。
ディスクグラインダ作業が楽しいので、先にやるべき工程があるのでついやってしまう。