ようやく表面のサンディング。#60、#100と手で行い、#180、#320、#600まで電動サンダ、#1200のパッドは手がけ、そして耐水ペーパーの#1200、#1500、#2000も電動サンダ。しかし耐水ペーパーは目詰まりしやすいだけでなく、深い傷が入ってしまう。#1200ではとりきれず、結局#600に戻ってやり直し。
高番手の耐水ペーパーでは傷がいく。砥粒より粗い粒子がついて引っ張ってしまいひっかき傷になるようだ。特に柔らかい素材だとその傾向が顕著。素手でかければまだましなのだが、電動サンダや手動サンダに巻いて使うとそうなる傾向があるようだ。力がかかりすぎるためだろうか。電動サンダが使えるのは#320かせいぜい#600まで。手動サンダは大きく動かすので傷が入ると長くなる。グラインダなどもってのほか。#80程度の研削作業までしか使えない。#2000となると指で持つくらいだが、この素材では目詰まりもあり無理。この分では#4000とか#10000なんてとても使いものにならないだろう。1枚300円ほどもするのに。目詰まりせず柔らかい素材のパッドがいちばん仕上がりがいい。しかし柔らかいのも一長一短。オフセットフェルトなどと一緒で、追従性があるために凹みに入って磨いてしまうようで、ペーパーのようにはツライチが出ないように思う。
使いわけが重要だが、最良の工程はまだ確立できない。
何度も深い傷をつけてはやり直し。これはたいへんな作業だ。餅は餅屋に頼んだほうがよかった。工具と資材費も数万。まあ電動サンダとディスクグラインダが有効に使えるのはいいのだが。