秋葉原でSuntecのSPロールレフIII RB-80購入。2005年の個展以降は、対象の光線状態は天候まかせかつ時間帯による変化の幅の中で選択できるのみだったが、これからは積極的に介入していくことになる。光のコントロール。今までとはまったく別の階梯となる。
白と銀の両面タイプだが、銀はたぶん使わない。白は塩ビが塗ってあり、ぬめっとした光沢。反射光の質は好みではない。片面のみの銀のタイプの裏側のキャンヴァス地のほうが自然な反射でいい。しかも安い。ところがこれは汚れやすく、変色もするらしい。それに白のまわりに銀が回り込んでいて、まわりに硬い反射が出そうなので見送り。KPIパーフェクトリフレクターはキャンヴァス地に薄い加工があり良好な反射具合、折りたたみ式で展開収納も楽。ところがこの組み立てのしやすさがくせもので、Suntecのほうはバネが入っているせいで組み立てに手間どるのだが、このバネのおかげで布地がピンと張られている。KPIのほうはこのバネに相当するものがなく、布地がだらんとしている。これじゃ均一に反射されない。布も皺になっている。蝶番構造のため折りたたんだ状態でかさばる。この機構にはもうひと工夫ほしかったところ。それにつかむための穴も不要。Mサイズのサンプルがどこにもない。そして高い。でSuntecに。KPIのほうが細長くて好適なのだがやむなし。一般的な選択ではあるが、手違いで布地を貼りあわせ部分の上下が逆に縫いつけられ、白の面のほうに銀がまわりこんだ欠陥品の布地がおまけでついているので、たいして安くないのに汚れてるフジヤの中古よりお得。