朝型うっすら雲がたなびいていたが、昼前には消える。しかし何となくすっきりしない。浦和NTT二回目。雲が去るのを待ってるうちにグレアが出てきて待ち。右側影がかかる。f32.7/22.7、1s。もし次があるなら(ない方がいいけど)早朝に来るべき。最後の露光後に雲がまた出ているのに気づく。写りこんでいるかもしれない。本日のメインイベント3度目の武蔵浦和東京ガスまで徒歩。雲だらけになる。少し晴れ間ものぞくが次回に持ち越し。1時半から2時頃が一番だろうか。
それにしても、よく言われる、三が日は東京の空がいつもより青いという話は、誰もがそう感じたうえで主張されていることなのだろうか。少なくともこの一月半は空を意識的に、また時間をかけて観察しているつもりだが、そのような事実は確認できない。数十年前の話ではないのか。正月は昔のように特別な期間ではもはやない。交通量はさほど変わっているようには見えない。営業車両が少ないかわりに自家用車がせっせと繰り出すためだろうか。工場の稼働は減るだろうけど、今どきまともな施設は浄化装置をつけているので大気への影響なんてどのみち僅少。窒素酸化物等はともかく空が霞む原因になるような微粒子の粉塵はほとんど除去されているはず。「正月に東京が本来の空をとりもどす」とかいうのはかつてそうであったという風説が首都圏在住者の地方への幻想やら漠然とした健康不安やら地方の観光業者の宣伝活動やらのおかげでいまだ延命している、といったところではなかろうか。油断すまじ。
移動と撮影と労働と摂食と睡眠以外にはほとんど何もやっていない。これを書くのと労働中にFMを聞くくらい。
スイング角度を変えることによって、あるいはフランジ距離の変更でティルト角度に誤差が出るために撮影効率が著しく下がっていた、というより10本近くのネガとたいせつな時間を無駄にしたのだが、蛇腹のつけねを伸ばせば解消できるように思える。カメラの構造的欠陥、あるいは経年誤差なのかもしれないけれど。やってみるか。