H-3.8F-1.1。あんなもんか。懸案であった柴崎町NTTCVをようやく。しかもこの地での今年はじめての撮影。NC、f22.6-16.6、1/8-1/15。グレーなのでひさびさにTMXも。f32-22、22.8-16.8、1/4-1/8。11時から1時。クロス前後。やはり32を越えると画質は劣化するようだ。当然のことだが。32でシャープに見えたのはピントが合っていなかっただけだろう。ただ22より開くとまだ不安なので、2/3段感度の低いREALAにして絞ったほうがよかったかもしれない。撮影手順の方はさすがにほぼ完璧にこなせるようになってきた。NTT多摩はいいポジションがとれない。電線を避けられない。建物などの障害物なら物体としてのプレゼンスを持っており、画面に相応の面積を専有して明確に空間を区切るから問題ないし、むしろパースの知覚を補強してくれる作用もあって、さほど忌避しない。しかし電線は本来連続している領野に割りこんで分断してしまい、そのくせそれ自体には確実な存在の手応えもないから、結局はただ邪魔して逃げるだけの中途半端な厄介ものでしかない。それに、枯れ木もそうだが細くて頼りない線なのでどうにもなじまない。やはり直線とはっきりした二次曲線がいい。不定形の線は許容できない。常緑樹であれば、輪郭は不定形でもマッスがあるのでまだいいのだけれど。千葉か。