朝から巻層雲? 昼にかけて雲だらけになる。
3時間かけて銚子。一度行っていると思うのだが、駅から海岸が遠いと感じたこと、途中の和風居酒屋で昼を食べたことくらいしか思い出せない。風景はまったく記憶にない。三崎港あたりと混同しているのだろうか。それとも時間がなかったか天気が悪かったかですぐ帰ったのだろうか。駅前でランチのイワシ刺身定食840円、鮮度は期待したほどでないが昨今のイワシ事情のわりには盛りが多い。しかしイワシばかりでは途中で飽きる。もう一軒は1000円だがサンマとカツオなど二品盛りだった。しかしおかわり有料だったかも。
利根川沿いから銚子港へ。水揚げ後の漁船の近くにサメが9尾ごろんと横たわっている。どれも1m以上、ハンマーヘッドも数尾。異形。みな魚を頬張ったまま無念そうに事切れており、すでに傷みはじめている様子。小型のショベルカーで軽トラに積み込んでいた。ゴムのような弾力があり小型魚とは違う。捨てるのならわざわざ運んでこないだろうから、何らかの有効利用に供するのだろうか。成仏してほしいもの。
テトラポッドの製作現場を見る。ツノが4本があるタイプ。3分割の金属製の型にワイヤーの骨組みを仕込んで組み合わせたものにセメントを流し込んで固めるらしい。大型のタイプが大量に並んでいて、あれをみなぽこぽこと型で押し出したと思うとちょっと圧倒される。使用する現地で作るということなのだろう。寿司職人の出張ケータリングみたいなもの。銚子港付近は広範囲に渡って防波堤があり、内側は波がないが外海は台風余波かやや荒れている。防波堤は工事中らしく作業車が走っている。沖の防波堤に渡れる道がありダンプカーが通るが見張りがいて通してもらえるとは思えない。釣りさえいないのだからまず無理。そういえば太東港の防波堤の上に鉄塔タイプの大型クレーン車が放置され波をかぶっていたが、あれは台風を乗り切れたのだろうか。
夕方晴れるがヘイズっぽい。Rの航路標識、f13、+1/3から+1、ピント.5から2mでTMY残りとsuperia40030枚。15時半から1時間弱程度。カラーは数枚残す意味がある、というよりあとで何があるかわからないので意図的に残しておく。狭い防波堤の上の標識に登り、片手でしがみつきながら撮影しているのでぶるぶる手が震えている。低く雲。天頂は無雲。南に半月。ちょっと気になる。周囲はほぼ全周防波堤。
海岸線に沿って南下。変成岩ふうの岩礁が多い。海鹿島先の君ヶ浜東端は砂浜なのに90度近いコーナーになっているという不思議な地形。角の先端に立つと二方向から波がやってくる。洗濯岩のような岩礁があるのと北には防波堤が続いているが用途によっては使えそう。君ヶ浜駅15時44分発銚子電鉄で帰還。高円寺着が21時過ぎ。