H-3.6F-2
あるにはある、ないでもない、という程度。さすがにこれで打ちどめだろう。来季はどうなるのだろうか。また行くのだろうか。一、二回は行くだろうが。
パワーショベルが腕で片輪を持ちあげ、浮いた側だけを回して竹ぼうきで泥をこそげ落とさせている。壁に手をついて段差の角で靴の底にへばりついた泥を掻き落としているかのよう。動物の擬人化はおよそくだらないけれど、機械の動作を人になぞらえるのは楽しい。機械は人間の手足の延長なのだから、その動きは人間のふるまいの反映であって、擬人化とは違う。違わない場合もあるか。