近代カラーでプリントを受けとりそのまま搬入。昨日中野島忠で仕入れた25mml字黒アングル1m¥263?をカットしたのを文字通り抱えていき、現場で99年の4点の裏面に溶剤接着して枠を作る。色調はまずまず。2_16はちょっと気になりもするがこんなもんだろう。黒バックも気に入っているが、企画者には不評。
そして020103を御開帳。一見して薄い。なんてこった。白っぱけている。あまりのショックにしばし現場放棄。戻って、よく見ればこれはこれでいいんじゃないかと思おうとするも、見れば見るほどつまらなくなる。色に力がない。なんでこんなことに。テストのほうがよほどよかった。弱っちすぎ。個展グループ展を合わせてこの作業は7回目だが、こんな大失態をやらかしたことはない。今回数値重視に変えたのが祟ったのだろうか。とにかく3が弱すぎる。肝心の色がまったく出ていない。トーンが揃ってはいるのだが、揃わせることに気を使いすぎたのだろうか。どうする。しかしもうどうしようもない。すでに壁の上。
微粒面を使うのは初めてなので、そこで読みきれない部分があったかもしれない。ハイライトが濃くなりすぎる傾向があるようだ。しかしそんなことはどうでもよい。だいじな色調があれでは。いやニュートラルは出てるんだが。たぶん。1はテストと同じだが薄いように感じたということもあるので、照明コントラストと色温度に起因する部分もあるのかもしれない。照明でどうにか救えないだろうか。だがとっくに敗色濃厚。パソコンなんかぶっ壊れてもいいから、このプリントは意図通りに出てほしかった。無念。ただ無念。