朝から無雲。これでこそ11月の天気。
さいたま新都心。毎年このくらいの時期に行っているような気がする。都内の大規模再開発地域は土地の使いかたがどこもコセコセしていてどこか息苦しいのだが、このへんは空間がゆったりしている。幕張あたりもそう。国鉄操車場跡地らしい。昼を過ぎると人も少なく静謐。
与野*ハウスから展開。非常階段だけ手すりが鉄柵で下が覆われておらず下界が丸見え。それだけでも冷や冷やなのだが、階段の真下に幼稚園があり、ちょうど園児の帰宅時間で親ともどもわらわらと出てきていて、何か落としたりしたらえらいことになる。風は弱いが臆病風がびゅうびゅう吹く。10階程度でこんなことでは、高層ビルの屋上で撮影なんて無理。135カメラなら平気だったのだが、ビューカメラで三脚立てると何かの拍子に引っかけて倒しやしないかとびくびくだし、小物が多くて心配になる。47mmをつけてセットしたところで、その場に日光が当たらないので露出がわからずいったんたたんで階下に降り測光。入射光露出計はこれが一番不便。上がって再セットし、6x12ホルダをあけたらImpresaがほどかれずに入っている。開封して2年近くたっている勘定。でもいずれ使うだろう。NC160を装填しなおしいざ露光、と思いきやケーブルレリーズを入れわすれていた。フラットボードなら指でシャッターレリーズできるが凹みボードでは無理。ペンとかいうようなものもない。やむなく断念。やっとf2で露光できると思ったのだが持ち越し。負け惜しみではあるが、14時半時点で合同庁舎に太陽が反射して入ってくるので最上の条件でない。12時過ぎあたりで日をあらためて。地平線間近の空の透明度も高くなかった。雲も低く出ていた。