タムラックにエボニーのほうがやっぱり背負いやすい。うしろのでっぱりも少ないので気を遣わなくていい。背負子よりフィット感があるし、何しろ5年、6x9も含めればもっと前からやってきたスタイルなので安心。4x5を外で使うならこれが標準。ジナーは大がかりになりすぎ。
ホースマンのリンホフアダプターボード届くが、f2のフロントに装着できない。フロントもバックも、ボード受けの前側が後側よりせまくなっているので、後側なら差せるのだが前は押しこんでも入らない。ジナー純正ボードでは、外周の2つの段差のうち外側が内側よりやや低くなっているが、ホースマン製は同じ。このためにクリアランスがなく通らないようだ。ある販売店はたまに聞く話で製造時期は関係ないというが、リンホフボードがあとでテーパーや切り欠きを入れてサードパーティ製を排除しようとしたように、ホースマン製を使えなくするための設計変更ではないかという気がする。やむなく返品。この個体以外のホースマン製なら使えるかもしれないがもういい。ニュートラル位置でセンターがでないのを我慢すればジナー純正改造ボードで充分。いまのところそれが支障になる用途はあまりないが、どうしても気になるならジナー純正品を落札するだけ。今は1万以上するが、c2が中古屋に8万とかで出ているご時世なのでいずれ下がるはず。
日東の8万4千円LPL7451はずっと出たまま。数年前なら即座に売れたものだが。ベセラーがもっと安く出ていた。正規輸入品を買った人間は本体だけで30数万、パーツでさらに10数万つぎこんでるはずの品物。
袋蛇腹の留め具のバック側を2mmアクリルの5層構造にしていたのだが、うかつにもこれでは厚くて47mm使用時に条件によっては使いづらくなる。ジナー製の袋蛇腹1型と同等のフランジになってしまう。使えないこともないのだがフォーカシングがやややりづらい。しかもこれがホースマン製ボードが入らないのと同じ理由で現状では装着にやや難がある。せっかく作るのならあらゆる点で純正品よりいいものにしたい。そこでこの留め具は将来作るかもしれない長尺袋蛇腹に回すことにして、1層をアルミにし、モルトプレーンを1mmにして4mm分のアクリルを3mmに換え、2mm減らすことにする。まだ厚いがこれ以上は構造上無理。ジナー2型と同様の処理をすればもっと薄くできるが、そうすると使用範囲が限られてしまう。島*忠で3mmアクリルを買ってきて、2mmのは端材を使ってまた削りだし。モルトは手持ちを使えるのでやや安くつく。しかしバック部の固定法はまだ思案中。
ピンホールカメラはカメラバックを削っているところ。本来はこっちを優先したほうがいいのだが、機構部分の問題を解決できず後まわしになっている。図面引きもやりだせばはまるのだが、方針が定まらないとおっくう。また夢でまで図面を書くようになるのだろうか。