昨日の飲み過ぎで調子が悪いが、でーいそんなことはどうだっていい。10時過ぎ雲は出ているが積雲で夕方には消えるはずなのでとにかく出動。空が青い。まず昼ということで東京体育館をめざすが、日暮里に着いた時点で雲が四方にちらほらあるので見送り、東京都立工芸高校も考えるが思い切って東に出たほうが雲が切れるかと考えひさびさの京葉線で13時頃舞浜。雲は遠くそこここに。京**ガス*西の日*輪は連休中日だし休業しているだろうと期待していたら、思いっきり門が開いていて乗用車が入っていく。見通し甘かった。タンク車も3月15日に行った時より多い。どうする。1)表玄関から堂々と入り許可を請う。2)柵を乗りこえ侵入。3)このさいだから同じ侵入するなら京**ガスの敷地に忍びこむ。4)あきらめて3月のネガでよしとする。1はただでさえ追い返されそうなのに一度つまみだされているのでほぼ無理。2では引きがとれず植木が写りこんで下部が隠れてしまう。3は人がいなさそうなのでむしろ日*輪にはいるより楽かも。しかも邪魔な植木の向こうに行けるので条件としてはさらにいい。4それくらいなら今回出さないほうがいい。うろうろしながらしばし考える。すっかり不審者。2)が無難だろう。広いところであけっぴろげには撮影できないから構図上は前回より劣るが、前は露出オーバーだったのと多い露光がうまくいっていないのでそれが改善できるだけでもよしとしよう。あまりかわりばえしないけれど。一周して柵のすきまから潜り込んだら工場で数人がうろうろしている。見つからないよう腰を落とし車の陰へささっと移動。安物スパイ映画か。ところが駐車してあるタンク車の間から見てみると、前回より植木に隠れる部分が多い。植木がこの夏に生長したのだろうか。それよりも前回は乗用車の間からだったので左右方向の空間が広かったが、タンク車の幅が広いのですきまの空間が狭くなり、視野にかからないようにするためには前に出なければならず、また車が前後に長いので柵に寄せて駐車してあるためなおさら前に出る必要があり、結果植木に接近することになり相対的に大きくなるということらしい。これじゃやっても意味がない。そのまま京**ガスに突入も考える。見たところ監視カメラはなさそうだ。しかしなんといっても危険物である。モニタリングしていないとは考えられない。見つかったらただちに駆けつけてくるだろう。相手は天下御免のエネルギー*産業なのだ。港湾*局管理の空き地なんぞとはセキュリティのレベルが別次元のはず。何しろ公道から撮影しているだけでもPCを呼び職*質させて退去まで見張らせるような連中なのだ。敷地内無断侵入なんてしようものなら則逮捕に決まっている。仮に運よく見つからなかったにしても、そんなのに怯えながらの撮影は嫌だ。とにかく外に出て、京**ガス*千鳥*供給*所の門の前、南側からしげしげ眺める。西側よりずっと高い柵。5)高い台を見つけてきて、あるいは6)Gitzo5型5段と脚立を調達して柵の上から撮影、という手もあった。5はそこらに転がってるわけじゃないし6も後日になる。やはり5型5段三脚にしとけばよかったか。これなら3m出せるので柵は余裕で超えられる。通*報されても敷地外だし触法*行為は一切ない。「撮影ではない。測定だ」と言いはれば、追っ払われはしても逮捕はありえない。しかし、南側からだと横のガバ*ナー*施設らしきものが目障りで、そこまでするほどとも思えない。ガス*タンクは一回出したらそこで打ち止めなのだから、なるべくいい条件にしたいもの。必ずしもここでなくてももっといい物件が他にあるかもしれない。せっかく天気がいいのに残念だけれど、今回拙速で出すのではなく、時間をかけて機をうかがって、ここで撮影するにしても、合法的に敷地内に立ち入って心おきなく撮影できるような方途を探るべきだろう。今の立場で、あるいはこの先にしても、果たして可能なのかどうかわからないけれど。
風が強い。空の透明度が高く富士山が見える。輪郭が見えるだけで、冬場のように冠雪や地肌の凹凸までくっきりとは見えないけれど。冬以来、富士を見たのは初めてではないか。雲も減ってきた。今日こそは、なんとしても今日こそは。
ビッグ*サイトにはまだ早いので水道橋に寄ってみるかとも思ったが、そんなことしてビッグ*サイトに遅れたら泣くに泣けないので、もったいないが工芸高校は見送り早めにりんかい線。14半頃着。遠く雲はあるが東方面はほぼ完璧。体調整えておくべくベンチでゴロゴロ。前回花壇の上に展開していたら警備員が寄ってきそうだったので、ギリギリまでセットはせずにただ待つ。16時前からやおら準備し、16時過ぎ正面の斜面に光が当たりはじめ、色が変わってきたところで1枚、光源EV15.4、正面EV14.5、1m、このように先端がとがったものはフレーミングが難しい。ギリギリ目まで動かし1m。風が弱まる頃合を見はからって露光するのだが、8秒くらいならともかく1分も開けてるとちょっと風がやんだと思ってもすぐまた吹きはじめるので待ってもあまり意味がない。次はかなり余裕を見てまず切れないというところまでにとどめ1m。このあたりから光線状態が本調子になってくる。もう一度切迫させ光源EV15、正面EV14くらいだったか、明るめにして80s、さらに動かし90s、120sを撮ったところで、影がかかっているのに気づく。16時34分。5枚目くらいまでは太陽を目視した限り平気だったのだが、対象とは数十メートル離れているので既にあちらにはうっすら影響が出ていたのかもしれない。そういえば5でやや暗くなっていたような気もする。ベストは3あたりか。すべて覆い露光。どのみち沈みすぎるとマゼンタに転んでくるのでこのへんが限界ではあるのか。もっと飛ばせばもう1枚くらい撮れたかもしれないが、与えられた時間の中でできることはやったと思う。しばらくぶりの昂揚。これが今回でも最も撮影条件が難しい対象だった。うまくいっているといいのだが。先が切れていないかどうか、画面内に収まっていてなおかつギリギリまで接近しているかが正否の分かれ目。いやもっとそれ以前の落とし穴があったりして。影が移動し沈むのを見届けてから帰投。本日の日の入り17時17分。