あと3日

16時過ぎに晴れわたる。
ファイルを、カタログ雑誌でも見るように、まったく関係のない話をしながら乱暴にめくっては無造作に戻す人々。吉祥寺で最初の個展をやったとき、土日の街にはあんなに人があふれているのにギャラリーは閑散としており、あのおおぜいの人出の1%でも来てくれたら、と思ったものだが、来てもらったところでどうなるものでもない、と確認できたという意味で、今回は収穫があった。週末に繁華街に来る人の大半にとっては無価値なものでしかない、と目の当たりにできたという意味でも。所詮大向こう受けするような代物ではない。
しばらくすいていたので、差し替え分の3点を軽くスポッティング。でもほどなくしてカフェの空き待ちの客が増えてきたので中止。人がいる前で、それが観客ではないにせよ、スポッティングをやる気にはならない。
発色現像液の大五郎ボトル2本の泡が消えていたので、残りの200ml分をボトルの口ギリギリまで注ぎ足し、空気が入らないようにして密栓。これでしばらくはもつだろう。100mlくらい残ったので別の小容器も探してみよう。発色現像槽に使ったバットとその浮きぶたのバット、浮きぶたを置くためのバットをようやく洗浄。発色現像バットは、液を開けた直後は白かったのに、液が酸化して黒くなったのがとれない。すぐ洗えばきれいに使えたのに。でも時間も余裕もなかった。Doranのポリスチレン製バット。これに限らず他社製も使っていれば汚染が沈着する。
停止液をどうするか思案。発色現像液が2l以上入っているので水道に流すのは抵抗がある。しかし酢酸を発色現像液の廃液に混入させていいものかどうか。DK部分の部屋にすっぱいにおいが充満してしまうので早くどうにかしたいのだが。漂白定着液はいまだバットに入れたまま放置中。しばらく切らしていた鏡月グリーンをようやく購入。4lがOKストアで2,200円程度。ここがセール以外の平価では近隣で最安。しかし21時半で閉まってしまうのでしばらく買いに行けなかった。西友は24時間だけど高くて買う気がしない。こいつを2本空けないと漂白定着液が保存できないのだ。いつまでかかるんだ一体全体。