3つめのボードをちょいちょいと。広角化のために次は凹みにしたい。でもできあいの凹みボードなんて高いので工夫にものをいわす。そうすると身の回りのものを工作に流用できないかという目で見るようになるんだが、写真の視覚とかカメラを通したものの見かたとかいううんざりするほど反復され、また自分でも繰り返してきた常套句なんかより、こっちのほうがはるかに現実味がある。写真のために見たり撮影してプリントするだけじゃ所詮見ることに終始するだけなのだが、カメラの自作では見るだけじゃなくて、魚のようにさばいて加工して成形するのだ。塗料で汚れるし手元を誤れば指先をざっくり切って血が吹き出る。手応えが別もの。