混濁した空。巻層雲が出ているがそれすらうすぼんやり。照度も低く、1EV程度暗い。光が遮られて晴天時の半分の明るさになっているということ。時おり直射日光がほぼなくなり、ものの影が消える。なのにこんなものを晴れだなどとぬかすインチキ天気情報ばかりで呆れはてる。
だが航空会社の天気に関する認識だけは信頼に値する。スイスインターナショナルエアラインズが成田に着く前に、現地の天気は薄曇りと伝えられています、と機内放送されていて、着いてみたら確かに薄曇りだった。ヌケが悪いが、ぬるい天気情報サイトでは晴れと表示される程度の曇りかた。気象条件が人命に関わりかねない業種なだけに、さすが航空業界の気象情報だけは頼りになる。
これはこれで別の効果が出るかもしれず、SV23と、67ホルダが見つからないので68ホルダを布製の手提げバッグに放り込み出発。軽いカメラは楽でいいなあ。と思ったらこの時期の昼間なのに混んでいる中央線を降りたら革製の持ち手の片方がもげていた。ショルダーベルトもあるけどこりゃ廃棄処分か。10年以上使っている。クリエイトでネガをひきとりその裏手で撮影。G100。6sから8s。また多重露光してしまう。1本使い切って帰投。