雷門ネガ現像。160NSは別に硬くないし、画面内カラーシフトは副露光じゃ直らないとわかったので副露光の必要なし。シャドウに階調を乗せるよりもハイライトの階調のほうが必要なので、副露光はネガでなく印画紙中心で考えたほうがよさそう。標準現像液のpHは10.36あたり。そんなはずないんだが。酸化して下がるんならともかく。校正液は9.7とか。よくわからないので作業。結果が薄いので次は長めに6m。雷門は前回のほうがよかった。離れすぎ。475Bを最大伸長にして、前方に1本の脚を出した配置で、後方の2本の脚が段差の先にあるような位置だった。次はもっと近づけるべし。それと予想より広く写るらしい。
本日3セット。豊洲はおもしろい。辰巳すべり台は並。このフィルムに副露光の必要はないとはいえ、せっかくだから雷門の撮影に失敗したネガでもうちょっと副露光のテストをやっておけばよかった。
富士のCN-16L N-1Rの補充量は4x5 1枚につき8ml。一方KodakのFLEXICOLOR Developer Replenisherの補充量はProcessing Manuals: Z-131の3. Sink-Line, Batch, and Rotary-Tube Processorsによると16.4ml。補充量が少ないので、長く回転させるのであればCN-16L N-1Rのほうが安上がりに思える。ところが、Kodak互換のBAN-1RはFLEXICOLOR Developer Replenisher LORRと互換で、この補充量は8.2ml、CN-16Lと同等。BAN-1Rは単位量あたりで富士互換のCNL-N1Rの約半額。ならBAN-1Rでいい。BAN-1RはCNL-N1Rのようにポリパックでなくボトルタイプで容器の気密性が低いのと、原液がそのまま補充に使えないので手間はかかるが、それくらい何とかしろって。
荷物はアンカレッジを出た。たぶん明日中には日本に着く。