特快晴。またもベランダにて、インスタントフィルムでデータ収集のためのテスト撮影。
富士インスタントフィルムホルダPA-45が、奈良で突然ぱかっと開いてしまい、応急処置としてQLフィルムの「EXPOSED」シールで固定したのがずっとそのままになっていたのだった。はがれるかもしれないので、接着剤でしっかり固定しようと、1枚撮影してパックを使いきり、ホルダをあけられるようになったところで修理しようと分解。ローラーをとりだし、当該箇所を開こうとするが、シールがはがれずなかなか開かない。これだけ頑丈なら再発の危険も当分なかろうから無理に開けるまでもないとそのままにして、稀少なFP-100C45、カラーのインスタントフィルムのパックを装填しテスト撮影再開。ところがネガフィルムと印画紙が別々に出てきてしまい、正常に現像されない。何度やっても同じ。引き出しのベロが出てこないこともある。中で引っかかっているのかと開けてみるが依然不調。1パック10枚使いきってしまった。冷蔵庫で劣化したか。でも2008年期限で、正常に発色しないといった程度の不調は出るにしても、メカニカルな動作に支障をきたすほど壊れるとは思えないのだが。
空のパックを取りだし、モノクロのインスタントフィルムFP-500B45を装填してさらにやってみるが同じ結果。ふと机の上を見ると、さっきホルダから取り出したローラーがそこにある。なんてこった。これじゃうまく動くはずがない。ダークバッグ内でセットすると何ごともなかったかのように順調に動く。当然。半額でも2,000円くらいしたカラーのインスタントフィルムをみすみす無駄にしてしまった。
枚撮影。設計で思い違いをしていたのに気づく。
しかしはたしてこれはなすに値するんだろうか、などと考えはじめしばし棚上げ。