図面を出力してはざっくりテストし手直し。3、4回繰り返す。でも、手をつけたら戻れないので、ふんぎりがつかない。
ところが、どう直しても画面の平行が出ない。おかしいなとよくよく見ると多機能フレームの枠がゆがんでいる。2mmほど向かって左側の上が浮いている様子。ネジ止めしてある部品をすべてはずして裸にしてみると、アルミダイキャストの骨格自体が曲がっている。レンズボードをつけるとよくわかる。これが曲がるとは考えにくいので、出荷時からなのかもしれない。なんといい加減な。でも、床に段差をつけて置き、体重をかけるとたやすく直せたので、前の所有者が曲げたか、重さがかかるこの作業中に曲がったことも充分ありうる。はずしたパーツは塗装が剥げているし、裸のままのほうが多少は軽くできるのだが、ついた状態で設計してあるので元に戻す。
この状態でテストしてみるが、センターはいいのだがオフセットだとまだゆがんで写る。どこが原因なのかわからない。
使用条件をおいこんでから加工しないとあとで泣く羽目になりそう。買ってからか。
落下してマウントアダプターが真っ二つに割れてしまい、EOSのボディと分離したMakro-Planar60mm。マウントアダプターのM1くらいの極細ネジをありあわせの適当な精密アダプターで締めたら一応固定された。今のところ抜けずにもちこたえている。ただ、加減がわからず締めすぎて、アルミのメスネジ側をなめてしまったような気がしなくもない。