テストの結果を吟味し、よくわからないけどこのままやってみることにする。
まず切削研磨のための治具づくり。拾ってきた廃材の板を3枚重ねてテープで留め、ドリルで穴あけ。買ってきてあったボルトで固定。その気になればすぐできる。んだがその気になるまでが時間かかってなあ。
そしていよいよ切削。仕上がりサイズを描いた透明フィルムの上から、ディスクグラインダにつけた切断砥石をあてる。胸に切削粉が数個飛んできたのを感じる。回転方向を間違って、こっちがわにもろに火の粉が飛ぶ向きで削っていたのだった。2、3秒で止めたが、Tシャツの真ん中に穴が開いていた。おそるべし。
切っていくうちにブロックがさわれないほど熱を持つ。たちまち切断砥石を3枚使いきり、4枚目でがりがり切っていたら、ディスクグラインダが負荷に負けて止まった、と思ったら煙を上げだした。しまった焼き付いたか。すぐ止めてしばらく経ってから通電すると、回転はするのだが音が違う。回転数が低い。しばらくしてまた作動させたらまた発煙。こちらも異常な熱さ。安物なので定格使用時間が30分となっている。それを超えてしまっただろうか。どの店員も、疲れちゃうから30分も続けてられない、と言ってたし、休み休みだったのだけど。所詮中国製か。
1年の保証期間内なので交換してもらおう。新しく買う気はもうしない。
長袖を着て作業すべきなんだが、暑いのでTシャツでやっていたら腕に無数の切削粉。腕を曲げると痛む。作業はベランダだったが、戸を開けていたせいで部屋の中も粉だらけ。
日も暮れたことだしこっちはあきらめ、顕微鏡作業。折ったカッターの刃の尻で。あいかわらずなかなか思うようにいかない。でも、その気になればずいぶんいろいろ進められる。