特許庁から書留。3件目が来たか。内容としては1件目と2件目を合わせたようなものだし、先願権もあるはずなので、拒絶される理由は特に思いあたらない。それでも、もし駄目だったらどうしよう、とドキドキする。国内では3件のうちでもっとも肝心な案件。万が一これが通らないと今後きつい。
開封。起案種別に「拒絶理由」! がーん。なぜだ。
理由は2点あり、1点目、意見書で2件目の時に提出した書類2通を使い回していたのだが、1通は流用できるけどもう1通は今回用に新たにつくる必要があったのだった。手抜きしすぎだが、これは再提出すればいいだけ。
2点目、指定役務のうち2つが不適切なのであらためろという。でもこれ2件目のをそのまま使ってるんだよね。担当者がちがうとはいえ、一度採用した指定役務を別の出願では拒絶するってどういうこと? しかも片方は2件目の担当審査官にいわれた通り書いたのに。まあ指示通り直したってたいした実害はないんだが、どうにも釈然としない。意見書という手もあるが、まあここは電話の方が無難だろう。でもいったん拒絶理由通知しちゃったものはひっこめられずに結局従わせられるような気もする。
と思って公報をよく見たら、2件目と同じ審査官じゃん。見覚えのある名前だと思ったが、まさか自分が一度認めたのを拒絶するとは。あまりにもはっきりしすぎてて、かえって理解不能。ふかーい事情でもあるんだろうか。対応を誤るとえらい目に遭うかもしれん。