未明にうとうとしていたら、ふと国際出願の応答期限が気になり、むっくり起きて確認すると、発送から14日以内、とある。発送は8月29日。発送から14日以内ってのは発送日も含んで14日……昨日までじゃん! がーん。1,400スイスフランが吹っ飛んだのか? 半年も待たせておいたくせに、土日休の堅気の人なら実質9日程度で対応しろなんて。特許は2カ月くらい猶予があるのでもっと長いもんだと思っていた。ちゃんと確認しとくんだった。まさかこれで出願が無効になっちゃうのか? 普通の役所なら期日は絶対、1日遅れでもどんな事情でも通常は通らない。でも特許庁はちょっと変わった役所。それに国際事務局の方の期限は、発送日である8月26日から3カ月後の11月26日とある。普通そんなもんだろ。本部がそんな先まで待つんならなんとでもなるんじゃないか。でも、特許庁長官名の通知には「適切な手続を行わなければ、国際事務局により国際登録出願は放棄されたものとみなされることがあります」とある。官吏に翻弄される日々。
6箇所の変更をあわててでっちあげ、しれっとFAXしておく。午前中に電話があり、変更後の内容が国内登録の範囲に収まっているか審査中とのこと。わーい。受理してもらえた。やっぱり国際出願は国内よりだいぶ寛容。ありがたや。でも、いつもこういくとは限らないから注意すべし。
それから依頼中の弁理士と出願中の特許2件目に対する拒絶理由通知他についてやりとり。応答方針が決まり、夜までに手続補正書と意見書もまとめてもらう。
いつも読んでいる弁理士数人のブログがたまっていたので、合間に読む。みなわかりやすく筋が通っていて、しかもおもしろい。お仲間だと勝手に感じてしまう。どっぷり知財漬けの一日。