夕刻渋谷。246から東急何とかホテルへ。110mm+SV45にRollex6x6で120NS160。直射日光下の入射光露出を測れる場所が近隣になく、天空の露出f22・1/30(たぶん)から適当に割り出し二段飛びで1/30、1/8、1/2とかそんな調子のいたっていい加減なもの。最後のセットは1/8、1/2、2s。このレンズはじめてのネガ。
渋谷ついでにJ-WAVEGROOVE LINEスタジオへ行こうとHMVを探すがなかなか見つからない。開店当初に行ったっきり10年は行ってないので無理もない。昔より駅に近くなった気がする。生で聞くとあんまりおもしろくない。この日の出来が悪かったということもあろうが、視覚情報に目を奪われて肝心の音声情報の処理にCPUパワーを割けなくなったということではないか。しゃべりの底意地の悪さがスタッフの微温的なごやかさを見ると毒抜きされてしまうということもある。ピストン西沢の体の動きも一見の価値はあるけれど、トークでの間のとりかたはラジオに最適化されたものであって、あれを生で見ても間の意味が失われてしまい、視覚に訴える要素よりもこの損失のほうが大きい。あれだけメディウム固有の特質を生かすというのはなかなかできることではないと思う。
前日のRDPIII、露出は合っていてレンズのテストとしては充分なのだけれども、コマ送りが大不良。この6x6ホルダは所有する唯一のリンホフ製品だが、つかまされたか。