PLACEM。桜木町
ネガがアンダーなので1,3は濃いほう、しかしこのシリーズ初期の撮影で後板を前板より大きくスイングしているためピントが左右で悪く、絞りを開いて露出をオーバーにしているため濃いほうがさらにピントがはずれている。3は特にそれが目立つのでここだけ薄いネガで、ということだったのだが、ピントチェックしてみると濃いほうの色は揃っているのに薄いほうはシアン寄りになる。相反則不軌のためかもしれないし、単なる色シフトであって階調の崩れはなくフィルター補正を適切に行えば色調を一致させることができるのかもしれないが、濃いほうが楽に揃えられて無難なのでピントの甘さには目をつぶってこちらにする。これまでピント優先で選んだのでネガの濃度がまちまちだったが、はじめからこうすべきだったのかもしれない。今になってやっとわかってくる。
大小焼き上げ、30分サービスしてもらいWORKSでやり残していた船橋2のファイル用プリント。しかし日没前で色温度がまったく違い、色調が合わせられない。