快晴。だと思うのだがやたらとヘイズっぽい。そのうち絹層雲が出てきて広がってくる。
新木場。北へ向かい夢の島。ゴミ捨て場の名が夢の島だと聞いて子供ながらに感じたえもいわれぬ儚さは、当時見た映像とともに鮮明に覚えている。
新砂、塩浜、枝川、豊洲、東雲、辰巳、新木場。東雲橋?中央から展開。新木場は何度も来ているつもりだったが、夢の島側は行ったことがなかったし、千石橋を渡っての西側もはじめてだったようだ。地図で見ると水路に囲まれており、道路のすぐ近くまで水が来ているのだが、水に面した部分は構内なのでほとんど水辺に出られず、道路を歩く限り平地とさして変わらない。
心構えが多少変わっても、そう急にじゃかすか撮れるようになるわけでもない。あいかわらずただほっつき歩いている。そういえば中学生時分にはよく信号まかせで散歩をしていて、青信号が点灯している方向に進むというルールに従って行き先を決めていたのだが、徒歩ではさして遠くへ行けるわけもなく、結局はだいたいいつも同じような道筋だった。行動範囲は広がったものの、やってるなかみは当時とほとんど変わっていない。
若洲に少し入ってひきかえし、新木場から帰投。