特快晴。
青海のつもりだったが出るのが遅れたのとりんかい線直通ではなく横須賀線直通が来たので西へ。桜木町。パシフ*ィコ横浜の何とかホテルに国際橋中央やや北よりから展開。やっているうちに番にしようと思いつき、ToyoのホルダはNCとNSが混在しているので出なおすかとも思ったが、Lisco Mark IIのナンバリングを使うことにする。5と6だったので1と2に変えようと、結局橋の下でダークバッグを使ってフィルムをとりだす。たぶん1年以上前のNCだったので差しかえるが、おそらくほこりだらけ。ナンバリングを動かし出てきたら、10分足らずのあいだに雲が広がっている。
あーあ。またか。
やってやれなくもなかったが、海の先の東にも薄く低い雲があるのがひっかかる。西から南は一面に広がっていて待っても無駄と判断し、それにMarkIIの削りがエボニー用なのでもっと削って出なおすことにして撤退。
また行くさ。
都内に戻ったら晴れている。青海にしとけばよかった。まあいつものこと。南西は遠く曇っていて、横浜はやはり無理だった。国立代々*木競技場に11月以来。前回はジナーだったのでこの箱でははじめて。第一体育館は引きがなく入らない。第二は向かない。いずれにせよ主柱がそびえる構造からしてこの箱には似つかわしくない。ここが去年工事中だったのはアスベスト除去作業をやっていたためらしい。そういったことも含めてモダニズムを体現しているかのような、自分よりも年かさのこの建築は、周囲の喧噪とは遠くおだやかに陽を浴びていて、この近隣ではめずらしく気分のいい居ずまい。広大な空間の寄与もあろう。狭い敷地に詰めこまれた建築はどうあがいてもこんな余裕を出せない。都心の建築物に興味が湧かないのはそのためだろうか。