O氏宅にてプリント。PM4000PX。4年前の機種だがまだ製造されている息の長い製品。用紙はA3ノビのフォトマット紙/顔料専用。14点、東京武道館はハイライトのマゼンタかぶりと全体の眠さが許容できずト−ンカーブ調整の後再出力。時間がかかる、インク消費量が大量、ということだったが思ったほどではなく、A4でのテスト出力数枚も含めて4時間ちょっとで完了。フォトブラックインクを替えた以外はインクが予想外にもったのは、まだ購入したばかりとのことでインクノズルの詰まりが発生せず、ヘッドクリーニングの必要がなかったためもあろう。ドライバによる色補正のままニュートラルで出すとマゼンタに転ぶ。シャドウのつぶれはトーンカーブでシャドウを極端に起こしても解消せず、機器の性能限界と思われる。インクのドットははっきり視認できる。このサイズでは4x5フィルムの粒状まではとても再現できない。そこまで意識してデータを仕上げていたのだが、無駄な労力だった。マットの面質のためだろうが全体にくすんで沈んだ印象。しかし自前の9年落ちのMJ8000Cと比較するとランニングコストおよび出力サイズ以外のあらゆる点で優れている。これが3万円台で買えるとは。
恵比寿で飲んでいたら終電を逸し、逍遙者たるものタクシーなんぞに乗ってられるかとてくてく。以前4時間くらいかけて帰宅できたので平気と思っていたのだが、荷物が重いのと飲み過ぎで結局方南町あたりで撃沈し野宿。