ネガキャリア用のアルミ板材届く。当初切削加工と旋盤加工の業者に図面を送って、これは大きすぎて切削加工では難しいが板金屋ならいとも簡単に対応できると言われ、板金加工工場を探して発注したのだった。切削と切断の違いすらわかっていないという程度の低さ。ハンズも切断加工だが、タッピング加工がM6以上でなければできないのと、0.1mm単位の指定ができないので専門業者に頼んだのだった。しかも端材を使うということで材料費がかからず4枚で6,480円とハンズより安い。しかし届いてみると、板に傷がついているのは了承済だからいいとして、精度は低いし板が反っている。端材なので材料の時点で曲がっていたのか、加工でかかった力により反ったのか。切り口は2cm程度のたがねでバキバキと割っていったようで、長い破線のように跡があり、ハンズでのノコギリ加工よりも見た目は汚い。LPL製品のネガキャリアだと切断面はきれいだが、打ち抜き加工らしくエッジに圧力でへこんだようなわずかなRがついている。こちらはどの程度の公差で加工したのか不明だが、0.1単位の指定にしてはずいぶん粗い。4枚を重ねると左右の幅が揃うはずなのにずれている。手作業なのだろうか。ただ8角形の穴はアンチニュートンガラスにほぼぴったり合うのでまあよしとするか。ガラス代込みで17,000円。高くつくもの。せめてだいじに使って長持ちさせよう、と思うのだがガラスの扱いがぞんざいで傷の予感。ものの扱いがどんどん乱暴になっていくような気がする。結局ネジどめはやめたのでタッピング加工はせず、ガラスの固定も蝶番の組みつけも両面テープでおこなうつもり。反射光対策で黒アルマイト処理するつもりだったのだが、フィルム周囲のガラスから盛大に漏れる光のことを考えるとほとんど意味がないと考え、金もかかるのでやめる。ともかくこれでようやく焼ける。