朝特快晴。東海道線。横浜を過ぎたあたりから雲が出はじめる。ここまで来たのでせっかくだからと下見。14時過ぎに小田原に着いたら全面雲。一路小田原城へ。坂を上がって天守閣が見えてきてがっかり。鉄筋コンクリートでそれらしく再建されただけで、展望台に客がうろうろするただの観光名所。ぐるっと回るが視界が開けているのは片側からだけで、裏側は木に覆われている。象がいる。孔雀も。こんな寒いところに引っぱってこられて気の毒に。ニホンザルは平気だろうけど、でも寒そう。二つの門も特にどうということはない。ここにはもう来る必要はないだろう。近所の神社仏閣めぐり。城址公園内の報徳二宮神社から八幡宮、妙経寺、福田寺、正恩寺、蓮昌寺、妙泉寺、無量寺、徳常院、龍宮神社、松原神社。最後のはそこそこ大きかったが、東京から離れれば敷地が広くなって全体を見晴らせるかというとそうでもない。このへんでもやはり一角に固まっている。しかしこの時期の夕方に寺が境内の木に青や白のLEDを巻きつけて明々と灯しているのは許されるんでしょうか。日が沈んでしまい、小田原ガスや線路北側には行けず。
それにしてもこんなに日照時間の少ない年はちょっと記憶にない。3月くらいまではよかったのだがそれ以降はさっぱりで、個展開催期間を除いて、特快晴の日はほとんどすべて機材背負って繰り出していたはずだが、それでもこの程度。冬になったら好転するかと思ったのだがあいかわらず。これからはそうそう毎日撮影にも行けないのだけれど、むしろ行ける日が限られているからこそずっと晴れてくれないと困るのだが。定地点もさっぱりな様子。