銅板の切断だが、ハサミだと曲がってしまうがノコギリでは切りづらい。0.3mmというのは中途半端な厚さ。そこでアクリルカッターを使ってみるがそんなもので切れっこないだろうが。結局手で折ってぐんにゃり。とっくに平面性などないのでもういい加減。すきまはスーパーXで埋めりゃいい。穴を開けヤスリでテーパーにしつつ拡げる、のだが、大きくなるほど当然ながら円周長がのびて時間がかかり、だんだん面倒になってくる。やってみたらカッターで削れた。しかし裏面のバリ削り何度もやってるといい加減うんざり。開口角が足りない気もするが11mm程度で打ち切り、内部側のみつや消し黒で塗装。テストなので黒パーマセルで仮どめ。
去年8月が有効期限の100TMAXを冷蔵庫から出して室温に戻し、全暗中で装填。50枚は多いと思っていたらなかで2パックに分かれていた。さすがKodak、長いだけのことはある。50枚なかなか一気に使い切れないし、このごろは少ないがダークバッグで装填していた頃にはよくやらかした、開けているときに点灯してかぶらせてしまう失態でも、昇天するのは最悪半分ですむ。
こないだの護国寺で、2003年6月で期限切れの、開封済冷蔵保存の160NCと、今年4月期限切れのPro160NCカットフィルムとで同カット露光して色が違う。撮影範囲までずれているのはご愛敬。160NCはネガが黄色い。10s長く露光したのに薄い。ここ数カ月カメラバッグに入れっぱなしだったことによる劣化もあるだろうが、やはり露光前ネガの経年劣化、特に開封後の劣化は無視できない。タフネス設計技術が遅れていると思われるKodak製品ならなおさら。今回のは従来を上回る圧倒的な低画質写真になる予定だが、それでも神田明神のような明白な失敗は避けたい。
遮光は大いに疑問なので小全紙程度の遮光袋に写真器ごと入れておく。