Polaroid社がフィルム関連製品の生産終了を発表。ついに来たか。店頭で観察する限り、プロフェッショナル用途のタイプ5x系はまったく売れてないのが明らかだったので、早晩なくなるのは目に見えていた。でもこんなに早いとは思っていなかった。どうする。夏に販売終了で、その場で投げ売りするなら買い占めるし、個別商品が期限切れするまで息長く置いておくということなら見届ける。買い占める人間がそんなにいるとは思えないのでプレミアがつくなどとは考えなくていい。そして遅かれ早かれ使いつくす。そしたらどうする。フジのパックフィルムに移行するだけのことだ。競合相手がいなくなったから、フジとしても売り上げが多少伸びてしばらくは安泰なのではないか。最後は我慢くらべだったのかもしれないが、インスタントフィルム以外の銀塩製品も製造しているフジのほうが原料調達やラインの維持などでPolaroid社よりも有利だったのだろう。ただ問題はこのタイプだとSinarの縦位置では使えない。それはその時考えるさ。フジもインスタントフィルムをやめたらどうするのか。そうなったからなりつらい。この箱で今と同じことはできなくなるだろう。それまでにこの箱でやるべきことをやりつくしておかないと。できるのか?