朝特快晴。透明度も高い。しかし9時くらいには北西に遠く積雲。
西に行くにつれて雲が増えてくるが引き返すのもなんなので昭和記念公園へ。定地点まで行かなかったことはこれまでなかったはず。着いてみると門が閉まっている。まだ開園前か、と思ったら休園日とのこと。そんな。せっかくここまで来たのに。塀を乗り越えれば簡単に入れる。他の客がいないからかえってやりやすいかもしれない。侵入すべきかどうかしばし迷うが、北に雲が広がっていて、西向きならさほど影響しない気もするがもっと広がるかもしれず、立川*署も近いことだしやめておく。
お茶の水から神田明神。楼門は京都のあちこちを見てしまったあとではもうやる気が起こらない。とはいえ八坂神社にせよ伏見稲荷にせよ階段の上にあり撮影には向かないのだけれど。朱塗りは派手だが鳥よけの網が張ってあるし奥にビルが見えるし近隣にいろいろ建て込んでいる。日が高くなってきて、11時半頃の南中時なら日があたるようになり、まだ枝に葉が茂ってはいないのでいい時期ではあるのだが、見送ることとする。
湯島天神は屋台だらけ。梅は開花していないような気がするが参拝者が多い。
都水道局の本郷庁舎の上に本郷給水所公苑なる公園がある。よくある裸婦像などに混じって地球儀。直径1m以上でぐるぐる回る。北方向に自転軸が傾斜しているがアメリカ大陸が南に来るように回しても太平洋が南側に戻ってしまう。陸地は盛りあがっているので太平洋の面が軽いのか。光の具合からすると南側からがいいのだが、海しか写らないのと背後のビルが邪魔なので南東から。南米大陸が正面になる。9時くらいの照明条件がよさそうだが、出直すほどの物件ではない。背景も光線方向も制御できないこんな大雑把な対象に執着する必要は実は薄いのだが、この手のオブジェのテストと思ってためしに撮影してみる。紫外線が増えてきたようで空はシアン寄りであまり青くないのだが、対象が青いのでむしろ空は白っぽいほうがいいだろう。北にやや雲があるがほぼ影響なし。三脚を伸ばさず1段のみで、ポラ2枚切って12時過ぎからEV15.8で45sの2枚。喫茶店代も浮かせたい風情の近隣のリーマンたちが食後の残りの昼休み時間を漫然とつぶすための憩いの場と化している。
その後東京ドームへ。いつのまにか後楽園ゆうえんちではなくなり東京ドームシティアトラクションズとかいうらしい。ここも入場無料だが一部改装中で入れず。10数年前にビアガーデンに来たことがあるがあれはゆうえんちではなかったような。であればここに入るのははじめてのはず。東京の真ん中なので狭い敷地に施設が詰めこまれていて、しかも垂直方向に伸びている物件が多く、この箱で撮影するようなものはない。
いたな。美術の論客で戦闘能力が高くてなおかつ世間的評価も得ているお方が。すっかり忘れていた。