昨日までの雨のためか、早朝はこの時期にはめずらしい特快晴。視程も長い。せっかくなので出かけることにする。入手したままほったらかしてあったManfrotto#400ギアヘッドのクイックリリースプレートを現行器に固定し、荷物をまとめたりしているうちに積雲が湧いてくる。でも、せっかくなので出かけることにする。8時過ぎ出発。9時過ぎ金町。常磐線から三菱*製紙*跡地を見ると例の鉄*球がない。よく見ると遠くに移されていた。工事も進んでいて、今からでは侵入は無理。でも撮影許可は下りなかった。こんなことならもっと前、工事が中断していた時期に無断侵入して撮影しておくんだった。ガラでもない順法精神ふりしぼってもバカ見るだけ。地球*釜というらしい。今ではけっこう有名。ならもういいか。そういえば赤羽の給水塔も去年から今年にかけて解体されていた。撮影しなかったものは、結局それだけのものだったのだ、と思うことにする。
雲も広がり、第一入れるわけもなく、降りてもまったく無駄なのだが、せっかくここまで来たので下車。現場を遠目に通り過ぎ、せっかくだから水元公園に行ってみる。鴨と鷺と首の長い外来ふうの鳥。首を前後させながら歩くのだが、よく見ると歩行による移動が首の前後運動で相殺され、そのかん首の絶対位置が静止している。必要があってやっているのだろうが、どこか超然とした趣き。鳥はいいなあ。ハシボソガラスが浅瀬で水浴びして、上がっててくてく歩いていく。彼らは熱吸収効率が高そうだからこの時期しんどかろう。
蓮の葉が茂っている脇を歩き、せっかくなので東金町ポンプ場まで行ってみる。何もなし。江戸川を見て戻る。遠くには雲があるが、上天は雲がなく、この時期にしては空が青いのでどこか行ってみようかと考えるが思い浮かばない。川崎に行っておけばよかったのだと今思いつく。せっかくだけでつぶれた一日。