昼過ぎに起きるとこの夏としてはめずらしく青い空。遠くの積雲が都内の夏にしてはくっきり見える。次第に西の空が晴れてきて、ライブカム見たり1時間ほど迷って結局15時頃出発。行くんならさっさと行けばいいのだが毎度のこと。当日中に仕上げて発送しなければならないものがあって、ほんとはそんな場合じゃないんだが、なんとかなるだろ。
東に雲は残っているが西はほぼ無雲。こんな空のヌケは数カ月ぶり。16時過ぎ川崎西口さんかく公園へ。2回目。着いてみて、これは朝に東から日が当たっているのを順光で撮影したほうが、背後に障害物もなく、夕方のサイドライトよりずっと光の条件としてはいいと気がついた。これくらいはじめの撮影でわかりそうなもんだが。せっかく来たのだし、このところの天気ではあと20日で晴れる日があるかどうかもわからないので、撮影することに。Manfrotto#400雲台をはじめて稼働。ところが、クイックシュープレートを箱に固定する場所を間違えていた。底の中央だとティルトハンドルが写り込んでしまうので、強度上は不利だがうしろの三脚穴にとりつけると決めていたはずなのに、金町に行く直前の朝にあわてて装着して忘れていたのだった。どうする。マイナスドライバーはコンビニに行けばあるだろう。しかし肝心の中央のボルトをゆるめるにはスパナかモンキーレンチかプライヤが必要だが、コンビニにはありそうもない。とにかく組み立てて覗いてみると、よくわからない。インスタントフィルムFP-3000B45を切ってみると画面下に写り込んでいるようにも見えるがはっきりしない。今回はクイックロードホルダII型も初使用なのだが、開口部を削っていないので下側はけられて切れる可能性が高い。また、写っていてもどのみち画面下部は白く飛ぶんだから実質ほとんど影響はない。えいやっと露光。EV14.4、2m。ポラT53も切るが、QLホルダとの画面位置の違いがわからないので当てずっぽうでQLのNC160を2枚。あれやこれやみんなテスト。念のためカットフィルムホルダでも。
で、ネガ上がった。QLホルダは黒フチが均等でほぼ四角く写る。カットフィルムホルダのように挿入側の黒フチが切れる部分はなく、ポラホルダのようなゆがみもなくておもしろくないが、4辺がきっちり押さえられているからフィルムの平坦度が高いのだろう。これはToyoのII型も同様。ポラホルダやLisco、Toyoの旧型では引きぶた側のフィルムエッジが浮いており、フィルム先端まで光が届く。その分画面面積が広く、こちらにノッチを持ってきて画面上にするとエッジが目立って効果が上がる。しかしそのかわりに平坦度に劣る。写る範囲については、画面上部はくわえの分かポラホルダよりいくぶん狭い。画面下部のケラレは削らなくても少なそう。黒フチの幅がちょうどいい。撮影内容だが、ハンドルは焼いてみないとわからないもののどうも写っていない様子。カットフィルムホルダで撮影したものは、1枚は派手にかぶっている。1枚は細かいホコリだらけ。しばらく前に装填したネガだが、ホルダに入れたまま移動させるだけでどっからかホコリが侵入してくるのだろうか。さて今回はクリエイトに出したネガ現像処理先が、日本発色がなくなったのでおそらく調布送りになったと思うのだが、そのテストでもある。クリップは4隅だが、日発より外側、エッジぎりぎり。これで処理中に外れないのだろうか。階調については焼いてみるまでわからない。ネガ見てどうこう言えるほど熟練してない。液だれはなさそうだが、袋から出して見てみるまではわからない。10時までに出せば翌日正午の仕上がり、14時までなら翌日18時頃。日発より1日強早くなっている。それにしてもテストづくし。テストじゃないのなんてやったことがない。賃労働じゃあるまいし。