朝、寝カフェで各地天気予報を調べ、奈良と京都のライブカム画像を吟味。なぜ京都にいるのにネットの画像を見なければならないのか。寝カフェが閉ざされていて外の景色がまるで見えないのだ。
さんざん考えて8時過ぎ京都市役所前から地下鉄に乗って山科で東海道線に乗り換え、東へ。彦根近辺は一面雪の上にさらにこれでもかと雪が積もっている。どうなるんだ。大垣あたりからにわかに晴れだし、岐阜では晴天、名古屋も雲はあるが青い空。ここまで来て行かないわけにもいくまい。地下鉄の方向を間違えて遅れたが12時前に名古屋大仏着。南中時はだいぶ過ぎていた。名古屋が東だというのもあるが、大仏がやや東向きなのかもしれない。背後には雲。雲は少なく待てば一時的に雲が切れそうではあるが、ここは完全順光で撮影したい。金の白毫や唇にキャッチライトが入るからだ。これは目玉なので最上の条件で撮影しておきたい。とはいうものの背後のマンションは1年前に建ったとのこと。2年前に雲がある中で撮影したときにはなかった。あの時しばらく粘っていれば……。と考え落ち込む。いつでも撮れると思うのは間違い。今となっては、なるべく隠すようにやるしかない。とにかく今日は見送り。
栄に戻って寝カフェで確認すると奈良はかなりの雲。京都はやや少ないが、撮影は無理だったろう。14時ごろ名古屋港。北に若干雲、西から南にかけて分厚い雲。難しい。これも午前中のほうがいい。16時前に名駅に着いたらかなり晴れている。しまった。でももう間に合わない。あおなみ線に乗る。しばらく行ったらまた雲。10kmくらいしか離れていないのだが、こんなに違うのか。海沿いに雲が多いのか。どのみち名古屋港は無理だったと思うことにする。
あおなみ線沿いはほぼ住宅地。先のほうは何もない。終点の金城ふ頭で降りる。ポートメッセなごやがあるだけ。ドームの展示場とか。もう行かなくていい。
名駅に戻って宿を探す。寒いし荷物を何とかしたいしで早くどこかに落ち着きたいのだが、12時間パックがある寝カフェがいつものジョイムしかない。無線LANもないし、有線LANですら手持ちのPCにつなげず、しかも一晩中バロック系のポピュラークラシックがかかっていてうるさいのだが、、慣れてるしここでいい。荷物を置き、食事をとろうと栄に戻ると、繁華街の中心のはずなのに夜でも人がまばら。ここまで不況なのか。にもかかわらず名駅西口では漫画喫茶マンボーが2件目をつくっている様子。さすが名古屋は寝カフェ難民が多いのだろうか。いやひとごとじゃない。明日はわが身。すでにわが身か。
ビックカメラに4月期限の富士インスタントフィルムFP-3000B45が半額で3本出ていた。今回はまず必要ないだろうけど、何かのためについ2箱買ってしまう。帰ればたくさんある。3箱全部まではさすがに踏みとどまる。
天気は各社奈良も京都も名古屋も18時発表で明日ほぼ全日晴れ。名古屋にいれば確実に撮影できる。でも奈良京都が今回の主目的。駄目でも見届けておきたい。あさってはどこも天気が崩れる模様。明日奈良と京都を確認して、今度こそ今度こそ帰ろう。金曜日だから高速バスが高くてすぐ埋まる。早めに予約。でも天気次第だけど。