朝の名古屋は快晴。予報は各社ともほぼ全日晴れ、一方奈良京都は昼前後に曇マークがちらほら。名古屋にいれば確実に撮影できる。でも今回の主目的はそうではない。名古屋はまた行ける。たぶん。で近鉄伊勢とかに行くやつ。四日市を過ぎてもやたら混んでいる。津についたころには西から雲。でもこんなところまで来て今さら引き返せない。近鉄大阪線に乗り換え伊賀の山の中をちんたら走るうちにどんどん雲がせりあがってきて、京都線に乗り換えるころには全天雲でもう見込みなしな様子。西大寺に来るとやや空が見えてくる。近鉄奈良まで行き様子を見るが、11時半には北も南も雲でどうしようもない。Out of Placeという写真のギャラリーに寄って、曇っているのを確認しに四条河原町へ。また来てしまったよ。
ところが昼過ぎ時点での翌日の予報が奈良京都とも晴れ主体で、また帰れなくなってしまう。立ち飲み屋と居酒屋をはしごして時間をつぶす。なんとまあぜいたくな。開店後しばらく焼酎が180円というのにつられて居酒屋に17時過ぎに行ったら、客がおらず暇そうで店主に相手していただく。で京都在住15年の店主から聞いたところでは、少なくとも京都では、カツ丼といえばカツを煮ないとのこと。一方、カツ玉子とじという料理も別にある。東日本の人間がカツ丼と思っているものを「カツ煮込み丼」とか「カツ玉子とじ丼」とせずに「カツ丼」と称して店で出したら、間違いなくこんなのはカツ丼じゃないと客が怒るという。この店主もカツ丼調理法の東西差についてははじめて知ったとのこと。東日本の人間が京都に、あるいはその逆でもいいが、旅行なり出張に行ったときに、普段食であるカツ丼をあえて食べるというのは、よほどカツ丼好きでもない限りあまりやらないだろうから、なかなか顕在化しないのかもしれない。それから、寺で夜間照明をはじめたのはたしか清水寺とかで、当初は寺としては夜に客を入れるなどということには抵抗が強かったのだが、夜間照明をやると平時の6倍とかの売上だそうで、他の有名どころも次々真似するようになったという。やはり清水寺が京都の寺としてはもっとも客を呼べるらしい。仲見世の商売もあるのでもうやめられないらしい。こうやって観光寺院化が進んでいくわけか。で、やはり寺に対しては地元の一般の人々は、つまり観光産業従事者と当事者以外は、やはり冷やかだという。
でまたもCybac。ちょうどスタンプがたまって300円offになってちょっとうれしがってるあたりが、どこか間違ってる気がする。