朝から特快晴。ぬけのいい空。こないだのEbonyの続きをやるか、SinarとSA72mmXLを持っていって別の可能性を試してみるかで1時間以上迷ってごろごろ。宙ぶらりんのままでなくともかく着地させようとEbonyで。しかし思うようにいかない部分があり、あまり気が乗らない。
また中野へ歩いていく。どこに行けばいいかのあてもなく、だいたいどういう条件がこの箱に適しているのかもよくわからない。それに、新しいことをはじめるにあたり、住まいの近くを見て回るのがいいのではないかと思った。写真をはじめた頃に近所をうろうろしたように見て歩く。それが基本だとか原点だとかいうような物言いは嫌いだけれど。大阪で自分の居住地のまわりを撮影するということに目的を置いているひとの話を聞いて触発されたのかもしれない。日頃見ている街並みのまったく見えていなかったところが見えてきておもしろいのだが、それはかなり特殊な箱と撮影意図を持っているという特殊事情によるところが大きい。
駐車場に三脚を立て、ポラ切って6x6で撮影。もうポラ切るのが習慣化してしまった。1sと4s。縮めてもう一組。ぐりぐりと覗いているうち、思うようにいかない部分の発生原因がわかる。戻って手を加え、16時過ぎに近所の公園に持ち出して2s、8s、伸ばして6s、18s。どうやらうまくいったようだ。ブローニー1本使い切るが、これだけ撮ってもフィルム代と現像代で1,000円かからない。ブローニーは安くていいなあ。
先週は駄目かと思っていたがおもしろくなってきた。やってみるもんだ。やってみないとわからない、ことも時にはある。