そういえば

真言語などという、なんのことやらさっぱりわからない言いぐさがあったな。さすがにこの頃あんまり聞かないけれど。カメラ語ならわかる。メディウムとしての写真について述べる際に用いられる語彙と語法と文脈。カメラ用語を拡張したようなもの。ここで[機材・感材]のカテゴリーで並べているようなやつだ。むろん固有の言語と称してなどいない。視覚言語というのもある。点字や手旗信号など。でも写真言語ってなんだ。受け手と送り手に共有される語群とそれを統制する規則をもつような言語体系があるとでもいうのならぜひ見てみたいものだ。