使いまわしまわしの薬液で3日目。
薬品を使いまわすとランニングコストはかなり安く上がる。ここまで安いと、レンタル暗室に大枚つぎこんできたのはなんだったんだと考えてしまう。軽く50万は使っているはず。印画紙代は別で。むろん自前の暗室を構えるには初期投資が必要だし、維持するためにも、賃貸の現状では毎月分不相応な出費がかさむ。でも無理してこんなに広い部屋にしなくても充分作業はできる。
ただ、こんな処理条件でいつまで保つのかは定かでない。大がかりな薬品性能のテストをやってるようなもの。
4x5はアフロ大仏2回目の1枚を除いてすべて堀内カラー京都での処理。特に支障なく焼ける、と思っていたらわりと大きなホコリが膜面に食い込んでいる。まあこういうのはクリエイトでもたまにあるが、目立つでかさ。別のネガには乾燥ムラみたいなのもうっすら。
国産富士CG8x10を使い切った、と思ったらあと一箱未開封のがあった。でも2008ー9との表示。製造年月ということはないだろうから見事有効期限切れ。むろん臆せず使う。その前に使いきったのには2007-9とある。ジャンク街道まっしぐら。
今日も時間がなく明日早いので14枚ほどであっさり終了し液の排出。排出して水を注いで回転させるだけの間に合わせ排出。ちゃんとした洗浄は明日に先送り。処理槽の底に沈殿や析出や付着はなさそうだった。こんなずぼらな扱いにも耐える写真薬品はまったくもってすばらしい。