SV23のための袋蛇腹の図面を引き、新宿ハンズへ。ところがかつてあった合皮がない。最近は合皮はほとんど扱っておらず、他店舗でもないだろうとのこと。2003年から2006年はじめにかけて袋蛇腹を4つもつくった際には全部ここのを使ったのだった。それら袋蛇腹では結局1枚も撮影していないのだが。どうする。当時ネット通販のサンプルを取り寄せ、TOAユザワヤの在庫の合皮とも比較した結果、もっとも厚くてしっかりハンズにした。TOAユザワヤのは薄すぎ。そのへんにおいてあるのは衣料用なので柔らかく、ハンズのは手芸用なので厚くて硬かったのではないか。今はネット通販の選択肢が増えているが、遮光性を確認できないまま蛇腹用の素材を通販で買うわけにはいかない。ハンズにはゴム引きの布地もあるが厚すぎ。どうする。SV45用の自作蛇腹をばらすか。最後に製作したSinar用の長尺袋蛇腹は最初に覗いた日20060128に落としてアクリルの結合部分を割ってしまったのだが、あれがまだ残っているんじゃないか。かなり長かったので10cmくらいの長さならとれるはず。と思って探したら、あった。こういう失敗作でも捨てないでとっておくものだ。いつか必要になる。さっそくアクリルから合皮をはがそうとするも、2006年に一度貼って失敗しはがしたときにはすんなりはがせた記憶があるのだが、なかなかきれいにとれず合皮が分離してアクリルに残ってしまう。すぐはがすと接着強度がまだ弱いが、しばらくたつと向上するのだろう。合皮は黒の染め太郎を吹きつけてあってできる限りの内面反射対策はしてある。以前確認したときには、電球程度では遮光性は充分だった。太陽でも可視光域ではそこそこいけたはず。
25日のネガひきとり。あんまりよくなさそう。凹みボードでも最短フランジで120の幅いっぱいだった。