中野島忠でセメダインスーパーXブラック購入。20ml358円。いくつ目だろう。もっとでかいのは安いんだが、最後までなんて使い切れないんだからこまめに買ったほうがいい。失踪した際の被害も小さいほうが軽い。
フジヤ用品館のドアに本日暗室用品放出などと書かれた張り紙があり、入るとなるほどバットやイーゼルやボトルが並んでいる。ボトルは大きいのもあって安いけど、大五郎ボトルのほうが気密性が高いしじゃまになったら心おきなく捨てられるので、あえて買う気にもならない。なおよく買うのは鏡月グリーンの4Lボトルであり、通称として大五郎ボトルと呼んでいるだけであって、いわゆる大五郎という商品名の焼酎を買ったことはないので念のため。何しろ薬品ボトルはかさばる。でも今考えると買っといてもよかったかも。LPLのセーフライトの箱が1,260円で4つ。付属のセーフライトグラスはブロマイド印画紙用となんだかわからない暗いのが2つ。パンクロ印画紙かフィルムか。オルソフィルム用なら買ってもいいが、何しろ表示がなくわからない。ボックス自体もすでに2つあってあえて買うほどでもないし、だいたいここんとこカラープリントばっかりでセーフライトなんか使わないと気づき見送り。目玉がMasukoのフィルム現像タンク各種。特注で店頭ではまず見ないブローニー4本用、135の6本用が5、6本並んでいるのは圧巻。そこそこ使いこんであるが頑丈な品物だからまだまだ使える。ただ、リールのフィルムくわえ部分が甘くなっていると使いづらく、ここだけが製品としての弱点なので中古購入時には要確認。12,600円とかでたいして安くないが、ヤフオク落札価格よりはずっと安い。思わず買おうかと思ったが、そんなに大量にロールフィルムを消費するあても当面なく、少量処理なら今あるブローニー2本用のほうが薬品代が抑えられるしこれで充分。ヤフオクでの転売も考えたがめんどくさ。入り用のかたは早い者勝ちですよ。主だった暗室用品はだいたいすでに所有しているのだと気づいた。でも全倍以上のバットとかRodagonG150mmあたりの大伸ばし用レンズとかがあればほしいけど、そんな特殊な代物はめったに転がっていない。
2009年版写真用品カタログとかいう分厚いやつがジャンク館の店頭に無料で置いてあった。もらってくるのを忘れた。
すみかの床が振動するようになったのはやはり道路工事の影響らしい。交叉点の路面が水道工事のためにアスファルトでなく数枚の鉄板を渡した状態になっている。板を開けて作業しているところを覗いたら下は中空で各種管が通っている。大型車が通るたびこの板がガタガタし、その揺れが20m離れた3階のここまで伝わってくる。来年3月末までやっているらしい。予算執行の年度末というわけか。たいがいにしてほしい。終わったら元通り埋めるというが、果たして終わるまでここにいるのだろうか。
で、のろのろ組み立て。素材はこれでいいのかとあちこちふらふら迷いながら。
一昨年つくった3器にフィルム装填。結局テストせずに、2001年期限切れだかのKodak160VCを入れたままほったらかしていたのだった。元からジャンクなのにこれだけ放置しては、さすがにかぶって使いものにはなるまいとこれは追い出し、スイスから持って帰ってきたカットフィルムホルダに残っていた160NCを出して入れる。2枚。箱のまま持ってったものも1枚。いずれも荷物検査で開けられている可能性もある。それの確認もこみ。爪を切るとき、右手の人指し指だけは先を数mmとがらしておく習慣がついている。カットフィルムホルダから全暗中でフィルムを抜き出すときに爪の先で浮かせるために必要なのだ。4x5カメラを入手して10年、たぶんずっとこうしてきた。ここ3年ほどは、ホコリ対策もあってクイックロードフィルムばかりになっていたが、それでも、爪を残す習慣だけは絶やしていなかったらしい。だからすんなりフィルムを抜きとれる。