長雨。ハンズで真鍮板を引き取って再加工依頼。1カ所84円。切り足りないのは切れる。が切りすぎた部分はそのまま使うしかない。幸いどうにかなる。さらに2mm厚アルミをカット依頼。真鍮だと10x20cmの板材が2千円近くもする。アルミなら660円。0.5mmだと純アルミに近いH4000では強度上厳しいが、2mmもあればアルミでも充分。これが3千円近く。
サンデーペイントのつや消し黒が、溶剤が飛んでゼリー状になったので、一緒に置いてあるニッペのうすめ液を混ぜたところ希釈されずに分離したままなのだが、これは塗料に合っていないのではないか、と店員に聞いたところ、一度固まっちゃった塗料はもう駄目とのこと。ゼリー状でも、もう使えないということらしい。まあ塗れないこともないのだが、ダマになるしツヤが出ちゃうしでどうにも。捨てるしかないようだ、ということで前より小さい70mlだかの缶を購入。割高だが使いきれず固まらせちゃうよりはまし。
中古カメラ屋をまわりながら次世代器の構造を考えていたら、アルミのカット寸法が最適ではなかったと気づく。もっと切ったほうがよかった。電話しても通じず、ハンズに戻ったらもう粗く切ってあって仕上げだけの段階。使えないことはないのでそれでよしとする。ちゃんと考えてから発注しないと。でもあとから解にたどりつくのはよくあること。
画廊めぐりを封じると、こういう待ち時間が手持ちぶさたになってしまう。本屋も苦手。
で引き取り。仕上がりは、やっぱりプロですよ。担当者は毎日金属カットしてるんだもの。即日仕上げの手作業であり完全機械加工のようにはいかないが、われわれが手動糸ノコとかカッター!で切るのとは雲泥の差。すべて飛び込みの依頼で、工賃も安いし、わけのわからない有象無象客の雑多な注文ばかりなのに、基本受けてから2、3時間でやっちゃうわけで、短納期ということにかけては他のどこにも勝るのではないか。新宿ハンズの工房に行くと、入り口の上に顔写真入りで加工スタッフが紹介されている。どことなく誇らしげだ。
帰ってアルミの太すぎた部分のケラレを防ぐべくちょっと削り、真鍮も削ってスーパーXで接着。乾燥待ち。貼ってみて真鍮は削る必要なかったのに気づく。今までのもみんな同じ。ま、これはこれで。反射対策にもちょっとはなるか。
しかし、どこが「撮影日誌」なんだ。看板に偽りありだ。