昨日接着した部品につや消し黒で塗装。乾くのを待つ間に他のアルミ部品も削り、スーパーXで真鍮と接着、塗装。さらに塩ビに黒パーマセルで仮どめして試作器を2器でっちあげ。復旧した3号器、脇腹をえぐりとった4号器、その後ありあわせでつくったやつとで室内にてテスト露光。EV8.3、30m。ただいま露光中。
で現像。雨降りで22℃だが体感としてはもっと下がったようで肌寒い。ずっと回しっぱなしの現像液で疲労してるだろうしと12m。結果。仮組の2器は問題なし。問題の出ようがない。組み立てOK。1号器もOK。3と4はなおも上のほうでうねうねのたくっている。これはやはり撤去するしかないようだ。ありあわせも問題になる要素がない。そしてすべて内面反射がはっきりくっきり。これには目をつぶるしかない。解決策としては吸着くらいしかないが、通常のカットフィルムホルダならともかく、この器でヴァキューム機構を実現するにはあまりにも途方がなさすぎるし、やったところで解決できるかどうか定かでない。なるべく目立たない条件を探るしかない。
C社に薬品について質問しようとしたところ、問い合わせ先の電話番号がネットになく、メールフォームで質問事項を送る。カラーネガフィルム用のケミカルで、フィルム用と印画紙用のスターターは共用できるのか、Kodak互換の現像定着液と富士互換の漂白液といったちゃんぽんの組み合わせは可能なのか、開封後の有効期限は、など。そしたら、指示通りの組み合わせでなければ使えない、ミニラボ用なので開封後は全量すぐに使い切ること、などと杓子定規の答え。前は親切に教えてくれたし、もうちょっと現実的な回答内容だったのに。ただ、ひとによって答えの内容が違ったりして疑問に思うこともあった。安全対策として、実用上はゆるめに運用しても支障なさそうな場合でも、メーカーとして保証しきれない使用法は一律に不可とする方針になったのだろう。個人からの問い合わせが増えてきていちいち答えるのがわずらわしいとかいったこともあるかもしれない。それに、電話で聞いた、公式ではない見解をここで書いたりしたのがまずかったかも。反省。銀塩カラー薬品の情報は入手しづらく、ましてそれを個人用途で使う場合の事情などネット上にもほとんど見つけられないので、公開して共有することにより普及の一助にもなり、製品の売り上げにも貢献できるかと思ったんだが、浅はかだったか。この関連の検索での来客も頻繁にある。なお、同業でC社なら複数あるから特定はできない。