特快晴だがやや透明度低い。下がりきらず疲れもたまっているので定地点は休み。浅草雷門。日本の門といったら知名度でやっぱりここだろう。東照宮陽明門でも東大寺南大門でも東大赤門でもなくて。ブランデンブルク門とかエトワール凱旋門に並ぶかどうかはわからないけれど。鉄コンだし歴史的価値など乏しいだろうが、大勢の観光客は誰もそんなこと気にとめていない。12時過ぎに着いて12:20から露光。日はほぼ正面。提灯の上方には影。日が低いほうが提灯の全体に光が当たるので、冬至からひと月近く過ぎた今は最上の条件ではないが、この時期の1カ月の南中高度の差は、春分前後の1カ月よりは小さい。日が傾くともっと有利だろうが、ビルの影に遮られるおそれもあるので現状でもおさえておく。提灯の裏側には正式名の「風雷神門」とあるが当然南側からだろう。交番のすぐ裏なので充分に配慮し、影で組み立て運んでちょちょいと向きを調整して露光してすぐたたむ。1号器30s、2号器30s、5号器30s、6号器30s、7号器20s。構えてみると上のほうはほとんど写りそうもないので日の高さをうるさく騒いでも意味がなさそうだとわかる。旧型機と違ってすぐにどかすので文句も言われず無事終了。浅草寺は撮影に関してはうるさいのだが、さすがに仲見世を挟んだ雷門まではガタガタ言われない。12:50頃終了。
しばし周辺を歩く。浅草寺浅草神社も2年前に何度も通った。いつもにぎわっている。1月なのに修学旅行生。新宿あたりの人混み今知ったんだが「人+ゴミ」じゃなかったのか。誰だ人をゴミ呼ばわりしてけしからんなどと言ったやつはと違ってトゲトゲした気分にならない。本堂は修繕中。その手前に宝蔵門というのがあり、2階建てで雷門より豪壮で派手なのだが、提灯にあるのは「小伝馬町」だし、雷門を措いてこちらにできるわけがない。撮影させていただいたのでお参りし、花やしきを覗き14時頃雷門に戻るがあまりさっきと変わらない。六区をうろうろし、14時半過ぎ戻ったらもう南側の建物の影がかかっていて無理。諦めてアサヒビール社屋をかすめ南下して東京都慰霊堂。前もこの順路を辿った。復興記念館。ドコモ墨田ビル、旧安田庭園を抜けて両国から16時頃帰投。